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竿作り・修理の方法【籐のウルシ塗り】

【1】下処理

ウルシを塗り接着補強する前にペーパー掛けをします。 その際にほどけないように、巻き初め部分も瞬間接着剤にて仮止めするようにしておきましょう。 #400前後のペーパーにて表面を削り、塗料の乗りや表面のケバや、凹凸などをならすことができます。 籐と籐を繋いだ場合、繋ぎ部分を滑らかにし、目立たないように処理することが大切です。この作業によって繋ぎ目はほぼ分からなくなります。

【2】準備

ウルシと専用の薄め液を用意します。 薄塗りを数回重ねることによって手触りをより滑らかにする事ができます。 ただ、厚塗りは籐本来の質感を損ないます。 質感を損ないたくない場合や、滑り止めとしての機能を残したい場合は厚塗りするのは控えましょう。 また薄塗り1回だけではケバを処理しづらいため、2~3回以上の塗りが必要となります。

【3】塗り(1回目)

初回のウルシは薄め液にて特に粘度を下げ籐に染み込むようにします。 筆が籐に触れた瞬間に、籐の溝に流れ込むくらいが目安です。 十分に染み込んだのを確認できたら、筆で拭き取る感じで処理します。軽くティッシュでふき取るくらいでも結構です。

【4】塗り(2回目以降)

再度軽くペーパーをかけ、ケバを処理したら2回目、3回目のウルシ処理をします。 1回目より気持ち粘度を上げても良いですが、厚塗りは厳禁です。 下の写真は3回塗って完成した写真。1回目の写真と比べると、籐の溝にウルシが入りラインがはっきりしているのが分かります。 また左の写真の矢印の部分が繋いだ箇所。繋いだ所はココと言われても全く分からないレベルに仕上がっています。


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