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竿作り・修理の方法【固着の外し方】

固着とは?

「固着」とは振り出し竿ならば、継ぎ目が緩められず中に仕舞うことができなくなってしまい、継ぎの竿ですと、継ぎ目が外れなくなり分割できない状態のことです。 固着の原因としては、竿の出しすぎ、砂利等の異物がついていた、雨に濡れてしまった等が考えられます。

外す際の注意点

①ガイド部分を持たない
継ぎ竿の固着を外す際に、力の入りやすいガイド部分を持って外したくなりますが、これをやるとガイドが曲がってしまい、片足のガイドですと最悪取れてしまうこともあります。必ず竿本体を持つようにしましょう。

②注油に関して
固着部分に注油した際は固着部分を手で押して「しならせる」のが効果的です。固着した面と面に潤滑剤が入り固着が外れやすくなります。

③無理をしない
固着を外す方法は、結構荒業です。下手をすると竿を傷めてしまったり、最悪折ってしまうことも考えられます。何度かトライしてどうしても外せないようなら、無理せずメーカーに依頼したほうが無難です。自己責任で行ってください。

振出竿の太い節の場合

接続部のリリアン全体を溶かし接着する方法もありますが、比較的簡単な瞬間接着剤を使用した取り付け方法をご紹介します。

【1】下準備として、ガイド付の竿の場合は固着した部分より上のパーツが邪魔な場合は前もって外しておくほうが作業がしやすくなります。また下栓をつけたままだと、クッション性が強く固着が外れにくいため外しておきます。

【2】固着したパーツ2本と、その下の番手のパーツを誘導用に抜きます。

【3】固着したパーツを床に打ち付けますが、そのままでは傷がつく場合があるので、できればゴムマットやタオルをひいて作業すると良いです。

【4】左手で誘導用のパーツを持ち、利き手で固着したパーツを持ちます。

【5】勢いよく垂直に振り下ろします。これを数回繰り返せばほとんどの場合は外せます。 これでだめなら、ゴムマットを外して直に固い場所で打ち付ければ外れる可能性は高いです。その場合は平らな床で作業し、表面の凹凸が激しいコンクリートやアスファルトでは作業しないようにしてください。 また固い床で作業する場合は数回打ちつけるごとに打ち付けている竿を確認しながら行ってください。 傷がつきすぎると破損の恐れがあるので、それでも入らないようならメーカーに依頼して下さい。 もしも軽い傷がついてしまったらそのままにせず、#400程度の紙やすりの上でこするようにして削り、平らにしてあげることで、そこから割けるようなことは無くなります。


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