タックルオフ沼津店より、

　　　　　　　　　　　　　　　　　リメイク・リペア依頼品が入荷しました！

　　　　　　　　　　　　（分類・ミニクロガイド取付）

こんにちは、

工房担当の福田です。

今回の依頼内容は、

この「小継・清瀬　硬調24S-F」に、

　　　　　　　　　　　　　ミニクロガイドとリールシートを取り付けます！

　※ミニクロガイドを、

＃2から＃8の玉口毎に取り付けします。（穂先＃1は無しです。）

お客様指定のパーツは・・・、

・・・・・こちらの2点！・・・・・

　　　・富士工業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・富士工業

　　　ミニクロガイドMKG-2.3S　　　　　　　　　NS6-BBプレートシート

　　　

プレートシートのつま先は、

丁寧に削りスレッドの巻き上がりを、

スムーズに行える様に、

三ケ月型に削り角度も緩やかにします。

　　

削りをしっかり行うと！

ロッドとの接地面もしっかり合い、

スレッドが平行で綺麗に巻く為の下準備となります。

※プレートシートが黒いので削り幅が分かりやすいと思います。

　

　　ミニクロガイド！取り付けていきます。

ガイドと言っても、

リングは無くステンレスフレームの一体型です。

ピンセットは必需品となります。

　　

・・・・・・・ミニクロガイドとは？・・・・・・

　　釣り竿の用途は、ヘチ・イカダ・ワカサギ竿用のガイドです。

　　　　　　　　　　セラミックリング無し！

下のいかだ竿は、

曽根マイスター（うちのボスです。）から、

お借りした曽根オリジナルいかだ竿です。

細い穂先に小さいガイドが付いています。

それが、ミニクロガイドです。

柔らかいグラスの穂先、

フレキシブルに曲がるには、

ブランクに負担が掛からない様に、

小型で軽量、デザインもシンプル！

ある程度の耐久性も求められます。

グラス素材は、

曲げる事に関しては、強度を発揮しますが、

穂先を押されたりすると破損する可能性が高いです。

　

マイスターの穂先を良く見ると、

ミニクロガイドの最小タイプの1.0ガイドの、

脚部を半分カットして、（爪楊枝と比較して下さい。）

スレッド巻きしコーティングしています。

 

ブランクの曲がりを阻害するガイド脚を、

半分カットする事により、

ブランクの曲がりに負担をかけないで、

繊細な穂先の作成が出来ます。

上記が、

　　通常のミニクロガイドの使用方法ですが・・・、

今回は、

　　そのままの脚の長さを使用します！

依頼品が小継渓流竿！

玉口のみにガイド取付け、（＃2から＃8の玉口まで）

ミニクロガイドをカットすると、

ガイドに対して、ブランクの張りが強すぎると、

保持力不足で、使用時ガイドが抜けてしまう可能性がある為、

ミニクロガイド脚部本来の長さをそのまま使用します。

竿も小継ぎで硬めなので、スレッド巻きのストロークを出し、

強度を持たせます。

玉口ギリギリは、バランス以上の加重が掛かると、

ガイドが飛んでしまう可能性があります。

約1.5㎜後方からガイド取付けを行っています。

　　

　　　　　　これからコーティングを行います。

　　⇔　　

 

純正デザインを殺さず、（清瀬は消えました・・・）

　　所々またぐ状態でコーティング出来たので、

　　　　　　　　　　　　　見た目の完成度も保つ事が出来ました。

　

　　

ガイド取付けとコーティングも無事完了しましたので、

　　依頼店の「タックルオフ沼津店」へ、

　　　　　　　　　　　　定期便にて返送致します。

 

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