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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2019/11/01 閲覧数:2,786

タックルオフ名東引山店より、リメイク・リペア依頼品が入荷しました!

タックルオフ名東引山店より、 

                    リメイク・リペアの依頼品が入荷しまいた!

              (分類・IMガイド全交換)

こんにちは、

工房の福田です。

今回の依頼品は、こちらの 

    がまかつの「がま磯・インテッサ 2-53」です!

年代物ですが、今もなお大人気の竿、

状態も非常に綺麗です。

  

このお預かりしました品に、富士工業さんの・・・、

純正のゴールドサーメットガイドから、

IMガイドに全交換します。

 

オーダーフォームでは、

TOPガイドは、 T-LGST4サイズ指定。

他ガイドは、T-IMSG4.25-1.0から、T-IMSG9H-16.0まで、

ラインナップしております。

トップガイドから外して行きます。 

グレーの軟質プラスチックは、

経年劣化が進むとすぐに割れたり、

変形したりします。

   

このロッドに使用されているゴールドのガイドは、

現在は廃盤になっている、

ゴールドサーメットと言うガイドです。

世の中がバブルの全盛期に、

各メーカーのハイエンドモデルのロッドには、

このガイドがほとんど使用されていました。

見た目もゴージャスで、チタンフレーム採用で軽量

摩擦熱を放熱する性能は、現行のsicよりも高いです。

なぜ消えてしまったのか?

ナイロンやフロロカーボンならリングにキズは入らないが、

PEラインを使用するとリングにキズ(溝)が入り、

sicリングよりリング強度が弱いです。

PEラインをご使用されるお客様も多くなり、

時代の流れ、ニーズにより消えてしまったのでは、

無いかと思われます。

個人的には、磯竿が良く売れた時代で、

バブル期を象徴する思い入れがあるガイドです。

 

チタンフレームを留めている、

グレーのプラスチック部は、

もともと柔らかい素材で、

熱や衝撃に弱く欠けたり、

変形が起こりやすい部分です。

ガイド取り外し時、

お客様からは、「最悪ガイド破壊もOK」 は頂いていましたが、

慎重にやっても玉口ガイドを3個破損させてしまいました・・・。(すみません)

 

 ちょっと問題発生!

IMガイドの最大内径は、16φまでしかありません。

元竿の玉口は18φでした、

元ガイド部のみ固定ガイド使用となります。

お客様に受付店を通しご提案させて頂きました。

T-KWSG12であれば、

元のガイドリングと見比べても高さは、

問題が無いと思います。

サイズダウンで10にすると、

竿の太さに負けて見映えが悪くなるので、

このサイズをお勧めしました。

  

サイズ12以下であれば、

トップカバーにもスッポリ収まります。

    

こちらのサンプル巻きを、

おすすめしました。

無事お客様から許可も頂けましたので、

上記の作業を進めていきます。

ガイド脚つま先を削り、

スレッド巻きの段差を少なくします。

   

位置と巻き幅を決めて、

隙間が出来無い様に、

巻き上げて行きます。

   

     コーティング中です。

コーティングは、

後1回実施してから、

IMガイドを組んで完成します。 元ガイド(固定1個)

 #4の玉口付け(1個)・・・#3誘導Gと玉口付け(2個)・・#2誘導Gと玉口つけ(3個)

         

#1誘導GとTOPGの取り付け(5個)で完成となります。

全12個ガイド使用となります。

 

           完成しました!   

玉口がKWガイド使用ですが、

IMガイド交換で、軽さ糸絡み軽減で、

操作性アップ間違いないと思います。

  

それでは、

 依頼店のタックルオフ名東引山店へ、

                       定期便にて返送致します。


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