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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2019/10/08 閲覧数:2,275

タックルオフ西春店より、リメイク、リペア品依頼が入荷しました!

タックルオフ西春店より、

          リメイク・リペアの依頼品が入荷しました!

               (分類・グリップ交換)

こんにちは、

タックルオフ工房

担当 福田です。

今回の依頼品は、

 「ファンタジスタ XグレイブFXNC-610ML MGS」

                                      グリップ交換です。

 

写真手前のロッドが、お客様のXグレイブです。

奥のロッドが、TO西春店よりお借りした、

サンプルロッドの「デプス ゲインエレメントGE-610MR」です。

今回の依頼内容は、

この特徴あるゲインエレメントグリップ!

瓢箪に似た独特なグリップにコルクを、

削りセパレートからストレートコルクにて、

シェイプ加工も加えながら作成して行きます。

それでは、

こちらのグリップを破壊して・・・、

  

こちらの特徴ある瓢箪型のコルクグリップへ加工して行きます。

セパレートからストレートへ!

   

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すみません!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      この場をお借りしまして!

   何気に、ロッドの背景に入れたこの楯ですが!

 名前もしっかり入っています。  そね よういち です!   大村さんは、富士工業の社長です。

うちのタックルオフ工房!

曽根マイスター(TO工房のボスです)が、

世界の富士工業社長に頂いた、

ロッドビルダー認定の楯です。

 展示場所は!

イシグロ中吉田店内の・TOコーナーへ GO!


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      タックルオフコーナーへ! GO~!

タックルオフ中吉田店のコーナーに入り・・・、 

中古品も絶えず、

てんこ盛りです~見に来てください!

    

ガラス張りの工房に突き当たると、

昼間でも輝いている楯が!!

お客様、他店スタッフもお近くにお寄りの際は、

ご覧頂けたら幸いです。

  

 

・・・・・・・・・・・・・・リメイクに戻ります。・・・・・・・・・・・・・・・

セパレートのリアからコルクを剥がして行きます。

ペンチで、エンドキャップ回りの下から、

段々と上方に向け剥いて行きます。

   

バットエンドエンブレムは、

お客様からのご要望で、

再利用となる為慎重に作業を進めます。

純正のエンドを組み込むだけで、

見た目もかなり変わるので、

バットエンドエンブレムは、

重視しなければならないパーツです。

コルクを少しずつほじる作業となりますが、

細かな作業ほど、

時間をかけて丁寧にやった分、

後から引き立ちます。

  

バットエンドエンブレムも、

傷が付かない様に、

力を入れる時は、マスキングテープで、

保護しながら外す事が出来ました。

お次は、 

   セパレートのフロントへ移動!

コルクを破壊し、

パイプシート下のリングは、

再利用となります。

リングによっては、

曲がりやすい物もあるので、

丁寧に剥がしていきます。

  

パイプシートに付いている、

純正のロゴシールも外して、

後から使用します。

  

外した付属品は、紛失しない様に小袋に保管。

セパレートのワインディング以外は、

再利用します。

パイプシートを破壊する前に、

フード部は、傷が付かない様に、

上部に逃がしておきます。

マスキングテープで、

ブランク下地とフード接地面の擦れが、

無い様に、多目に巻き固定します。

フード位置にある溝に、

アクリルカッターでけがいて行きます。

ベイトタイプは、ここからが大変になります!

  

指定のフロントチェック下から、

綺麗にパーツを外し終わりました。

ブランクは、これからもう少し表面処理をします。

  

パイプシートは、 ECS SD16-11.0φ マスキング位置に入ります。

 カラー指定は、「グロスブラック」 

上記カラーは、マタギさんへ依頼済み!

入荷するまで、先にコルクの加工に入ります。

コルクを旋盤機で加工して行きます。

  

独特の瓢箪型のグリップ加工は、

以外と難しいです。

曲線が多いものは、

削りの進入角度を決めるのが、

難しいです。

           

旋盤機後のコルクは、

目止めが飛んでしまうので・・、

この、 ジャストエースの コルクパテ で穴埋めします。

      

フタを開けて、パテを爪楊枝ですくい取り、

穴が開いている所に埋め込みます。

ヒケと言ってパテ内の水分が抜けると、

盛った分量より痩せるので、

多目に盛り、後は紙ヤスリで調整します。

     

耐水ペーパーの800番・1000番の細目で、

表面の凹凸をならして行きます。

 完成しました!

    

 サンプルロッドと比較しながら削りを加えて行きます。

  注文したパイプシートが、マタギさんから入荷!

早速ブランクに差し込んで位置を確認。

   

 

恐れていた事が・・、

パイプシートを外す時かなり慎重に、

作業を進めていますが、

元のパイプシートをズラす時に、

キズが入ってしまいました。

規約書にも記載され、

外す時の細かなキズはご了承されていますが、

この位でしたら消せる技術があるので、

ご相談を・・・、

グリップの見せ場の箇所にキズが・・・、

 

キズは、2㎜から2.5㎜あり、

遠くからでも白く目立つので、

気になります。

   そこで・・・・、

        お客様にご相談!

工賃金額が加算されますが、

ご理解頂きましてキズを消す方向で、

作業は再開! (ありがとうございます!)

        

ブランク表面のコーティングを、

耐水ペーパーで削ります。

ブランクタッチが出来る箇所を特に、

入念に確認してクリアー塗装に入ります。

   

塗装位置以外も、マスキングテープを使用。

            クリアーも1回目終了!

   

   15分程間隔を開けて、2回目の塗装を終了!

キズも綺麗に消す事が出来たので、

塗装乾燥後グリップ接着の作業を再開します。

表面の艶も綺麗になりました。

角度を変えて見ると、

光の筋も1本綺麗に入っています。

塗装を乾燥している合間に、

バットエンドの加工をします。

コアテープを、半分にカットして、

カーボンとエンド内部の隙間を無くす為のあんこを作ります。

  

出来上がり! 

接着前にもう少し細かな所に手を加えます。

クリアー塗装も完成、グリップの接着に入ります。

キズもしっかり消す事が出来たので良かったです。

  

バットエンドエンブレムも、

補強材を噛ませて、

強度アップと外れ防止を実施。

  

再利用のワインディングチェックを接着して、

ブランクに、作成しておいたバットエンドエンブレムを差し込んで、

全体を確認します。

    

コルクグリップも無事接着も完了!

  

バットエンドエンブレムの方向を確認して、

こちらも無事接着完了!

  

リール脚の下に隠れるが、

無いと寂しい製品シール(メイバン)を、

パイプシート中央定位置へ、

接着します。

方向を確認して・・・、

接着完了!

  

     無事オーダー通りに、

   グリップのリメイクが完成しました。

    

それでは、

依頼店の「タックルオフ西春店」へ、

       お借りしたサンプルロッドと共に、定期便にて返送致します。


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