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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2019/10/04 閲覧数:2,658

タックルオフ中川かの里店より、イカダ竿・フルオーダーの依頼が入りました!

 タックルオフ中川かの里店より、

         イカダ竿・フルオーダーの依頼が入りました!

                             (分類・オリジナルイカダ竿・作成)

こんにちは、

タックルオフ工房

担当の福田です。

 今回の依頼品は、「オリジナルのイカダロッド」の作成です!

前回1本作成させて頂いたロッドが、使い勝手が良いとのご好評で、

お客様がら2本目のオーダーを頂く事が出来ました。

   中川かの里店スタッフにも感謝! 

        前回の1本目がこちらです。

   前回の1本目は、ゴールドを基調に、ゴールド/ブラックで作成しました。

 今回の2本目は、レッドを基調に、レッド/ブラックで作成依頼が来ました!

 

       2本目ご注文有難うございます!

  グラスブランクと、グリップ回りのパーツは前回とほぼ同じで作成します。

    マタギさんのフードに使用されるパーツ類6個! 

シマノイカダ竿の穂先に合わせて、

グラスチューブラと、

指定マタギパーツで、

オリジナルのイカダロッドを作成して行きます。

タックルオフ中川かの里店 から、同送されて来たパーツは・・・・、

お客様が選ばれた、

  こちらの「メタリッククラックレッド」フード周辺パーツから作成して行きます。

今回の指定パーツは、 全体的に赤基調で統一されているオーダーロッド となります。

       前回も色違いの同じパーツを使用しました。

       6個使用は意外と多いのですが、

    お客様がフード内にバランス良く、

  綺麗にまとまるパーツ選びをされた物がこちらです!

   フードに合わせて、

      お客様が選んで頂いたパーツは・・・、

               こちらです!

       フード回りのパーツ6点です!

     2019年のマタギカタログです。

       お持ちの方は、ご参照下さい。

タックルオフ単独店には、

配布出来るカタログが残っているかも知れませんが、

配布終了の可能性があります。

その時は、ご了承下さい。

お渡しが出来なくても店頭で、

カタログはお見せ出来ます。

各店スタッフにお申し付け下さい。

K16-CBTOP          ②K16-ST12             ③QP-KSK16

  カタログ(P50)トップリング      (P49)KDPS16段差用中リング       (P49)穴あきデザインリング

    

(P48)             (P49)             (P49)

④R-CB-K16SC        ⑤K16-LRZ            ⑥K16-ST3

カラーパターン付きカーボンフロントグリップ   K16-MS用LRリング           KDPS16段差用リング

    

パーツを1度仮組みします。

そのまま順番通り入れて見ると、

こんな感じになりますが、

フードの長さが、

約9mm長いので、

カットして行きます。

 マスキングの手前まで、            カット後のバリと面取りを細目ヤスリで、

  長い分の9mmをカット             処理します。

                         

     

 パーツ⑥を、フードの根元から接着して行きます。

フードの根元に爪楊枝で接着剤を点付けして行きます。

次にパーツ⑤と④を接着しますが、

パーツが1個1個完全に接着したら次に進みます。

一気に接着し組み上げると、

接着剤が漏れたり、角度が曲がっていたりと、

後から問題が発生するので、

1個1個確実に接着と調整を行います。

経験上、急ぐと失敗します。

 

   

③は、穴が開いていない下部のみで接着を行います。次に②を接着し、

   

ラスト①のトップリングを接着して完了となります。 フード部の完成となります!

  

   次は、パイプシート回りの組み立てを行います。

カタログ(P58)          (P99)               (P95)

CVSS16F-13          ②HTWC-Z             ③R-MC50-13

  VSS専用グリップ                ワインディングチェック             カラーパターン付きカーボンパイプ

    

   グリップ回りのパーツを1度仮組みします。

特にCVSS・EVSSは形が独特な為、

はめ込むパーツの変形がどうしても存在します。

今回のコルクも組んで見ると、

コルク内部に当たる所があり、

削り加工が必要となりました。

パイプシート側の接着面も、塗装面を削り、

コルクとの組み合わせ具合の調整を行います。

段差が出来ると、

握った時とても気持ちが悪いです!

どの竿もそうですが、

グリップは長時間触れる所なので、

フーリングに支障が発生すると、

集中力の低下によりチャンスを逃し、

魚を逃します。

仮組みで確認し調整は必ず行います。

内側のコルクが当たる場所を重点的に、

削りスムーズに組み上がる様に調整します。

    

  コルクの調整も出来ましたので接着に入ります。

VSSパイプシートは、

ヘリの内側に空間があるので、

接着剤の溢れた分が、 (自分が塗り過ぎか?)

その空間内に収まる様に

設計されているのでは、

ないのでしょうか? (VSSの接着した方は、分かると思います。)

富士工業のカタログには、

何も書いてはありませんでしたが、

たぶん設計して頂いた方の、

お心使いではないでしょうか? 

勝手な思い込みですが、

非常に助かっています。

     今回の仕上がりも綺麗に出来ました。

  

一応フードを取り付けて、バランスを見ました。

 カラーが統一されると、

         ロッドが一気に引き締まって来ます。

今回は、前回のロッドと同じ箇所に、

ネームシールを貼る為に、

1本目もお借りしているので、

比較しながら作業を進めて行きます。

    

パイプシート内に入る、

カーボンパイプも、

差込み長さを確認してから、

接着部の表面を削って、

接着剤の接着力アップの

加工をします。

  

接着剤の塗り方ですが、

差込み口付近は、少し多目に、

手前は、少な目にします。

差込み口から段々と、

押されながら手前に来るので、

最終的には、溢れた分は拭き取る形になります。 

差込み口と、差し込んだ最終部は、

接着剤の漏れが必ず発生するので、

溶剤で拭き取ります。

    

     不足分パーツが入荷しました!!

グラスチューブラ1400が入荷しました。

シマノの穂先を使用して、

作成する全長は、1.5m。

リアコルク CECS-SPb15/U               グラスチューブラ1400

                全長1400 肉厚0.7 元内径15×先内径1.0

       

お客様からお預かりした、シマノのイカダ竿#1です。

この穂先の元径に合わせて、

グラスチューブラをカットして行き、

ドリルで内径を合わせて行きます。

  

穂先の元径は、

一番太い所で2.9φ。

トップから10cmカットの状態ですが、

内径2.9まで、これから細かく調整します。

   

  イカダ竿のスペシャリスト!

マイスター曽根(TO工房のボス)の

レクチャーを受けながら、

慎重に穴あけ作業を行う。

いきなり2.9φを開けると、

最悪玉口が割れる可能性があるので、

ドリルの径を下げて2.8φから、

穂先の元径2.9φに近づけて穴を開けるのが定石と、

マイスターからの助言!

確かに!!!

  

      ピッタリです!!

    各パーツをカット! 差込みながら全長1500mmに調整します。

  

 

   セパレート部のワィンディングチェック下の飾り巻きを作ります。

    

           Kガイドを、#2にバランス良く3個使用して巻いて行きます。

  

    ネームシールをフロントグリップ上部と、セパレート内中央に位置を決め、

          シールを貼りクリアー塗装を吹きます。

    

    ネームシールも無事クリアー塗装吹き付け完了!!

 

  セパレートリアコルクとエンドキャップの加工取付をします。

 ジャストエース アルミエンドキャップ レッド

         7mm×5φ×27φ

  

バットエンドの軸にコアテープを巻き、

パイプ内径に合わせます。

リアコルクの下地は、

等間隔でコアテープを巻き接着します。

   

後は、セパレート内チェック上下のスレッドコーティングが、

終われば完了となります。

     

・・・・・・・・・コーティング中!・・・・・・・・・

コーティングも無事完了しました。 

後は、#2とブリップの接着となります。

接着の前に全長を確認します。

全長は、1.5mですが、

穂先と#2の玉口部がなじむ事を前提に、

穂先の元部は2㎜程余裕を持たせます。

    

グリップを接着する為に、フードは#2の上部に逃がして、

マスキングテープで止めて置きます。

接着も無事完了しました。

  

   2本目ご注文ありがとうございました。

     

 それでは、

依頼店の「タックルオフ中川かの里店」へ、

                 定期便にて返送致します。

カセ・イカダ竿の自作に興味がある方はこちらのブログも確認してみてください!

「曽根流 カセ・イカダ竿作成方法」へGO!

「イカダ竿の穂先作成依頼が入りました!」へGO!

「カーボンモノコックグリップでカセ竿作ってみました!」へGO!


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