タックルオフ中川かの里店より、

　　　　　　　　　　　　リメイク・リペアの依頼品が入荷しました！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（分類・グリップセパレート改造）

こんにちは、

タックルオフ工房

担当の福田です。

　今回の依頼品は、「ソルティーシャープ　SPJ　633」　です！

　　

　　　　　　　セパレート折れを延長カーボンパイプ使用、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同長で作成します。

パイプシート握り下、

ブランクを少し残した状態で、

折れています。

不幸中の幸いは、

破断面が綺麗に折れているので、

余計なブランクカットが発生しない事です。

（少しでも長い方が、保持力がアップ！）

最悪は、

ブランクに対して、外圧の掛かり方が悪いと、

いく筋にもヒビが入ります。　（この場合は、施工がまた変わります。）

　　　　

　　

デザインナイフの刃先は交換して・・・、

パイプシート下の握り部EVAを、

カットして剥いて行きます。　

　

十字に4等分切れ目を入れて、　

1辺ずつバナナの皮を剥く様に、

一方方向から力を入れていくと、

綺麗に剥がす事が出来ます。

　　　　　　

今回の使用パーツは、

　　　　　　　　　こちらの・・・・　3点となります。

このカーボンパイプは・・！

タックルオフのオリジナル品！

　　延長用カーボンパイプ　　　　　　　　　　　マタギ　グリップEVA

　　　　EXCP40-13　　　　　　　　　　　　　　EACS-SPb　13/U

　　　　　　　

マタギ

EVAタイプのバットエンド。

　　FBC　Ⅱ

ブランクの表面に付いたエポキシをしっかり除去。

延長パイプを上から被せる

握りEVAを剥がしカーボンパイプを、

差し込める長さが8ｃｍ。

コアテープで、

パイプ内径に合わせて、

テープを巻き、山と谷の段差を作ります。

　　　　　

　　延長パイプの接着完了！

マタギのグリップEVAは、そのまま接着します。

その前に、ワインディングチェックの接着をします。

　　　　

EVAを差し込んだ時、

移動が少しキツかったので、

EVA位置の表面コーティングを、

削り取ります。

カッターの刃を立てて、

コーティングのみを削って行きます。

　　　　

　　　　　　　チェックとグリップEVAを接着します。

セパレートのエンドEVAを接着します、

セパレートの全長は、

41cmでしたので、

長さを合わせます。

　　　

このまま接着すると、ブランクとの隙間が、

1ｍｍ以上も発生するので、

見映えが悪すぎます。

隙間を隠す為に、申し訳ありませんが、

お客様には、パーツ追加と加算する旨お伝えし、

ご了承を頂いたので、

早速選ばして頂いたチェックは、こちらの・・・、HTWC-B　13φ（ゴールド）

隙間埋めとチェックバランスの、

ベストなパーツです！

　　

　　　　エンド部EVAの接着をします。

コアテープで、EVAの内径分を巻きます。

EVAを入れた時に、

テープとEVA面のツラをギリギリで合わせます。

その上にチェックが乗ります。

　コアテープで均等に・・、　　　　　　接着剤はしっかり塗る！　　　　　コアテープは、EVAとツラを合わせる！

　　　　

前後してしまいますが、

ワインディングチェックは、

先に入れて上方に逃がしてテープで止めて置きます。

チェックが乗る箇所に、爪楊枝で接着剤を、

点付けして塗ると言うより、

接着剤を乗せる様に付けます。

後は、上からチェックを、

落としてチェックの重さで、

沈むのを待ちます。

無理に押すと、接着剤がはみ出てくるので、

様子を見ながら処理します。

　　　　

　折れたブランクを利用して、

　　　　カーボンブランクと指定パーツ使用で、

　　　　　　　　元のセパレート全長と同じ様に完成しました！

　　　

　　お客様のご要望として、リーズナブルで機能を保持と言う要望でした。

　最小限必要なパーツでの仕上がりで、機能面では大幅な変化は無いと思います。

それでは、

　　　オーダーを頂いた、「タックルオフ中川かの里店」へ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　返送致します。

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