こ　んにちは！タックルオフ西春店スズムラです！

今回はイカメタルロッドを作ってみました！

（イカメタルまだやったことないのに！）

西春店にはイカメタル好きなスタッフや竿もたくさんあるので

事前にいろいろ話を聞いたり市販のロッドを触ったりしました！

メイキングをされる常連のお客様にいろいろ教えて頂き

ヒントも頂きました！ありがとうございます！

コンセプトは

・初心者でもアタリが竿先で確実に見える

・多少アワセが苦手でも乗せやすい&アタリを近くで見るためのショートロッド

・軽くて疲れない

ブランクスはイシグロオリジナルブランクの

ロジギア　ＴＲセンシティブ54

に

ジャストエースのカーボンソリッドティップ

ＳＴ-ＳＰＴ66Ｆ

を使いました！

最終の全長も5フィート4インチなので

市販の物に比べるとかなり短い部類です。

今回カーボンソリッドはそのままでは使いません。

研ぎだします！！

旋盤機にセットして＃400～600の紙やすりで挟み込み研ぎました。

その際摩擦熱でカーボンに

ダメージがいかないよう水をつけながら好みの調子になるまで研ぎます！

旋盤機なんてなかなか無いので電動ドリルに挟んで同じように

削ることもできますよ！

好みの調子に削り込んだらガイド位置を決めて仮止めします。

（後からガイドを一旦外すので場所は長さを測ってメモしておきます。）

そしてここからが今回の

スズムライカメタルロッドの最大のこだわり所。

（イカメタルやったこと無いのに・・・）

ガイドとガイドの間の調子を削り込んで出していきます！

ティップが7：3調子ならガイド間も7：3調子

6：4調子ならガイド間も6：4調子に近づけるイメージです。

↓大雑把に絵にしてみました（笑）

わかりやすいようにガイド点数は少なく書いてあります！

これはカーボンソリッドを手で回しながら紙やすりで研ぎだしました。

調子ができたらガイドを外してソリッドを見やすいようにホワイトのスレッドで

総巻して1回薄々でコーティングをかけました。

穂先は見やすいように途中でピンクのスレッドを入れて

色を変えました。

スレッドとコーティングで素の状態より少し硬くなるので

気持ち柔らかいくらいの調子で仕上げると良いかもしれません。

↓無加工状態と加工後の写真でオモリは18号をぶらさげてます。

非常に穂先が入り込む調子にしてあります。

こだわりのティップの説明が終わったのであとはサクサクっといきます。

ＴＲセンシティブのティップをカーボンソリッドが継げる所までカット。

↓

カーボンソリッドをブランクと接着！口補強はカーボンロービングでしました。

（こだわりパート２：ロジギアはアンサンド仕上げで表面が螺旋状にざらざらしていますが

今回はそれを紙やすりでで全部磨き落としました。少しでも軽さを出す為と

なんとなくブランクスがもっちりするような気がした！からです。

ブランクスの雰囲気もかなり変わるのでお勧めです＾＾

左下が研磨した状態、右上が通常状態です。

↓

グリップを作成。

↓

ガイド取付（スパイラル仕様でＴＯＰ含む14点のガイドセッティング）

↓

完成！

完成後の重さは約90ｇ！

実は予期せぬ事態でグリップはカーボンパイプを継いであるので

本来予定していたブランクスルーでいけばもう少し軽くなりますね。。。

そしてこのスズムライカメタルの最初のテスターは・・・

タックルオフ西春店スタッフ松久！

その日の釣果情報はこちら　7/31一美丸イカメタル釣行

この日は棚がバラバラで釣れる層にバラつきがあったそうです！

ソリッドがしっかり入り込むので仕掛けの安定も良く

マイカのもたれるようなアタリは非常に取り易かったそうです。

ショートロッドもアワセのストロークが短いので少ない動作でしっかりアワセが効きます。

よく釣った方で35杯、イカメタル２回目の挑戦の松久が27杯上げているのでまずまずの

釣果ではないでしょうか？！

・初心者でもアタリが竿先で確実に見える

・多少アワセが苦手でも乗せられる&アタリを近くで見るためのショートロッド

特にこのショートレングスに松久は大絶賛でした！

コンセプトに近しい結果が出ていると思います！

お店にサンプルロッドとして置いてありますので

ご来店の際には是非触ってみてくださいね＾＾

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