静岡県から愛知県を中心に釣具の店舗販売を行う「イシグロ」のロッドビルディングパーツ専門オンラインショップ

私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています.

新品パーツ | 釣具ビルディングパーツ専門

ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2019/06/24 閲覧数:3,893

イシグロ 豊川店より、リメイクの依頼品が入荷しました!

  イシグロ 豊川店より、

   リメイクの依頼品が入荷しました!

          (分類、グリップ交換、EVA)

依頼内容は、

  「セパレートからストレートEVAに交換」です!

こんにちは、

タックルオフ工房、

担当福田です。

今回の依頼内容は、

セパレートグリップを、

ストレートEVA材に交換します。

※グリップ交換の依頼はとても多いです。

使い慣れた愛竿のフィーリングが変わり、

また違った竿になるので面白いと思います。

・セパレートフロントコルクは破壊する、

 パイプシート下のリングは使用。

  セパレートフロント。         セパレートリア。          グリップ全体。

    

  ・セパレートリアコルクは、

   そのまま破壊、

   他に使用部品は無し。

      交換の指定パーツはこちら・・・3点。

 リア材は、EVAHTE42713  エンド側のリングは、・FBC-VR(G)  エンドは、・FBCⅢを使用します。 

 

  ・それでは、

  セパレートのリアコルクから破壊していきます。

・下地にキズが付かない様に、

  ペンチやニッパーで、

 慎重に取って行きます。           

       

 ・エンド部に使用されていたアルミバットも

  アルコールランプで熱っしながら、

  外して行きます。       

   次に、セパレートのフロントコルクの破壊に入ります。

 ・リアコルクと同じ要領で、

   剥がしていきます。

       

  ブランクに残ったコルクのカスは、

  ヒートガンで熱っしながら、

  剥いてい来ます。 

 チェック部まで、

 ブランクの下地を整えます。          

   

 ワインディングチェックは、

 ヤスリで斜めに削って行きます。

 無理やりに、ペンチやニッパーで、

 こじるとブランクにキズが付きますので、

 注意!

 

 ヤスリのエッジ部を、

 ブランクに対して、

 袈裟切りをする様に、

 立てて削り出します。

 ブランクとヤスリの間隔を、

 絶えず確認しながら削ります。

 

   ※ブランクまでの間を確認し、

  キズが付かない様に、

  ワインディングチェックのみカットします。

   

            ここまでで、

     セパレート内のパーツは全て外しました。

       これから、

      接着までの下地作りを行います。

 ・ブランク表面の接着剤、

  残りカスを再度削ります。

耐水ペーパーの120番を使用。(なるべく粗めをチョイスします。)

ブランクの表面を、

粗めのペーパー掛けをして、

接着時、

エポキシの喰い付きを、

良くする為に実施します。   ※ブランク全体にペーパー掛けをして、ムラが無いか確認します。

  

    これで、下地の処理は完了しました。

  再度組み立てるパーツの確認と仮組みを行います。

 

EVAグリップ(HTE42713)の長さを測り、

カットして行きます。

      リングのFBC-VR(G)を、

     EVA材に5mm幅で入れる、

       加工をして行きます。

     

リング幅5mmに合わせて、

EVAのエンド端5mmを、

リング幅分削る作業を行います。

        旋盤機を使用して加工。

※リングが入る状態まで加工、細かな微調整は後から行います。

側面や、幅の調整も完了!  ・・・こんな感じです。

     

       リングの接着から入ります。

爪楊枝で、

加工部のEVA設置面に接着剤を塗り、

接着を行います。

※接着剤は、少量で足りるので、

EVA側の接着面に薄く引き伸ばして、

押し込みリングを接着します。

※接着剤が多いと、

はみ出た処理が大変なので、

量に気をつけます。

    

      ・EVAの内径に合わせて、

        コアテープで、

       アーバーを作成します。

 

    ※必ず等間隔に作成します。

      ストレートEVA材も接着完了!

      後は、バットエンドのみです。

こちらも同じ様に、

コルクテープ処理を行います。

 

       エンド部のFBC-Ⅲを接着し、

     コルクセパレートからEVAストレートグリップに

      交換完了となります。

   最後に、EVAの表面の目を整える作業を行います。

      ※アルコールランプで、EVAグリップの表面をゆっくりと炙ると、

        EVA内の空気が熱する事により膨張し目が整います。

     ※ゆっくり過ぎると燃えるので気を付けて行います。

       完成しました!! 

  それでは、イシグロ豊川へ定期便にて返送致します。

    お客様からのオーダーをお待ちしています。

※グリップが変わるだけで大分イメージや、使い易さも変わってくると思います。

グリップ交換をお考えのお客様は、最寄のイシグロ店舗タックルオフ工房にご相談下さい。

      加工前                  加工後

 

                 またのオーダーを、

              工房スタッフ一同、お待ちしております。

             ありがとうございました。

    ・タックルオフ工房は、

  イシグロ店舗、  タックルオフ店舗

  「アフター、リメイク、リペア」を、

    全力でフォローしています。


イシグロ店舗へのアクセス・営業時間のご案内や店舗発信の新着情報各種はこちら!

このサイトはJPRSにより認証されています。SSL対応ページからの情報送信は暗号化により保護されます。

パーツ名を確認して商品を選ぶ
パーツ名をクリックすると該当する商品一覧が表示されます。

船竿

TOP
ビルディングパーツ 詳細検索
商品名
カテゴリ
価格
その他

しばらくお待ちください