投稿者名:タックルオフ工房
2024/05/06 閲覧数:736
イシグロ鳴海店(受付担当スタッフ山崎)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、がまかつ 「ラグゼ ATS05 B68ML」
依頼内容は、「グリップのショート化」
セパレート部、
アルミパーツからアルミパーツまでを除き接着する。
簡単そうに見えて意外と難しい作業。
➔
セパレート内は、約45mm。
この45mm分をカットしてコルクを繋げる。
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カットする前に、バットエンドエンブレムを確認する、、、。
ベイトタイプ・ガイドは上側に向けてエンドを確認する、
ロゴが通常とは逆向きに付いている。
※取付け時注意する箇所。
セパレート内のカーボンパイプはメタルパーツギリギリでカット。
ヒートガンでメタルパーツを熱して外す。
熱し過ぎるとコルクが燃える為、遠目からゆっくりと熱する。
メタルパーツに熱が加わると簡単に外れる。
コルクが焦げる前にパーツを外す。
メタルパーツ分のカーボンを再度カットする。
マスキングの重要性。
マスキングテープでコルクを保護する事。
カーボンの削りカスからコルクを守る事。
カーボン削りカスがコルクの目に入ると中々汚れを取る事が出来ない為、
しっかりマスキングする事が重要。
カーボンパイプは丁寧に際を攻めて削ればカットできる。
マスキングしていても、カーボン部が汚くなる。
上下分のカーボンを丁寧にカット。
一応仮合わせて断面の具合を見る。
コルクのエッジは元々落されている為、
何ともメリハリのない状態。
カットしてもカーボンの出っ張りがあり、合わせ面で干渉し合う為更に、
マスキングして再度干渉部のカットを行う。
➔
内部に入れるカーボンパイプを用意。
カーボンパイプは、カット中心から上下に70mm入れる。
サンディングしてコアテープを巻く。
エンド側から接着。
コアテープを貼り、フロント側へ接着する。
セパレート間を抜かして、
フロントコルク、リアコルクをそのまま繋いだ状態
カットして繋げる、現状はかなり完成度が低い。
コルクの繋ぎ目、コルクとコルクの段差が非常に目立つ。
この状態から手を加えてもっと精度を上げて行く!!
コルクとコルクの段差は、元々コルクのフロントとリアの削り具合で決まる為、
まず、段差を削りながら高さを合わせていく。
コルク幅のラインは大夫揃ってきている。
一番目立つ、、分割部の溝を処理していく。
ジャストエースのコルクパテ。
しっかりと溝に押し込む。
乾燥後、必ずひける為少し多めに盛り合わせする。
ヒートガンで遠目から強制乾燥させて作業スピードを上げる。
ペーパー掛けをする時は必ず前後のマスキングテープをして、
ヤスリが滑ってもキズが付かない様に保護テープを貼る。
どんだけ集中しても必ず滑る時がある為、、、。
全体を600番から800番最後に1000番で表面処理して完成。
見ためは白いラインがコルクペースト部と分かりますが、
触った感じではほとんど分かりません。
表面の目をしっかり揃えた為、かなりスベスベの新品状態!!
コルクとコルクをそのまま繋いだ状態から、、、。
➔
ここまでが限界です。
今回使用した、ジャストエースのコルクペースト➔
継ぎ部を見て頂くと分かりますが、かなり粒子も細かく隙間にもしっかり入って、
綺麗に埋める事が出来る優れモノ!!
ただ、ペーストの色がもう少しコルクに近ければ完成度は上がる。
ご依頼店のイシグロ鳴海店へ、
定期便にて返送致します。
今回の作業工賃合計は、
パーツ合計金額は、660円(税込み)
工賃合計金額は、6,050円(税込み)となります。
ご参考までに、、、。
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