投稿者名:タックルオフ工房
2024/04/26 閲覧数:852
イシグロ名東引山店(受付担当スタッフ森藤)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、
シマノ、「スコーピオン 15102R-2 グリップのみ」
今回の依頼内容は、
「リアグリップ70mm延長、コルク箇所はEVAにする。」
各コルクの長さを測っておく。
内径を測りたいので、10mm分コルクを剥がす。
内径は約20パイ
内径は20パイあり、
外径を削る為の肉厚がしっかりあるEVA、
E16-KFRを選ぶ。
純正と比較すると、EVA のフロントを中心に削り合わせると形が整うイメージが浮かぶ。
グリップは緩衝材で保護して、リアのコルクグリップのフロント・リアの内径を確認。
リアグリップの①フロントコルク、 ②リアコルクの内部のブランク径を測る。
① フロント側 ②リア側
①フロントのコルクカット、内径は約11パイ。
②リアのコルクカット、ブランクは約11パイでエンドゴムの長さが約27mm。
エンドゴムが27mmまで入っている。
EVAの28パイを使用する。少し太目から削り出す。
大体の長さでEVAをカットする。
純正パーツ箇所より2、3ミリ長目に各パーツをカット。
後は旋盤機で削る。
グリップパーツのフロント部完成。
リアのEVAを削り、、、、。
完成して70mm延長して本体と比較。
EVAの削りが終わったので、コルクを剥がしていく、、。
エンドパーツは、後はめ出来る様に加工する。
途中のワインディングチェック、、、、。
この形は初めて見ます。
熱を加えてエンド側に移動。
ブランクをカットして、チェックを抜く。
バットエンドエンブレム部をカット加工して後ハメ。
EVAはエンドが上手く入る様に、内部削り加工をする。
完成したEVAのフロント側は、
メタルパーツの位置を確認して、
全体を差し込み一番すわりの良い箇所で接着。
カーボンパイプを差し込み長さを確認。
カーボンパイプの上から更にパイプを差し込む。
隙間や段差は、コアテープで埋める。
EVAのリア部も差し込んで一番隙間が無い位置を探して接着。
バットエンドのサソリ位置を店頭新品で確認してから接着。
純正品を見ながら、大体形を合わせて削り込む。
完成。大体同じ様に削りOK。
ここでフロントコルクは破壊してEVAを接着。
最後の締めは、EVAの表面を炙り目を整えて完成。
スコーピオンは、コルクで見慣れている為、
フルEVAグリップもカッコ良くて新鮮ですね!!
ご依頼店の名東引山店に、
定期便にて返送致します。
今回の作業合計金額は、
パーツ合計金額は、2,926円(税込)
工賃合計金額は、11,550円(税込)となります。
ご参考までに、、、。
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