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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2024/04/21 閲覧数:799

イシグロ名東引山店より、リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!

 

イシグロ名東引山店(担当スタッフ不明)より、

               リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!

こんにちは、

工房担当の福田です。

今回の依頼品は、エバーグリーン

「カレイド・インスピラーレ IRSC-70MHR-SXF」

綺麗な状態、、、中古買い取り品ですが、、、。

今回の依頼内容は、

      「「ロゴ部・RS」の上部のカーボンささくれの補修」

  

横から見るとカーボンがピョコと飛び出ている。

これ取らないのが正解。

この、ささくれカーボンを剥がしてしまうと、表面の段差が大きくなってしまう。

そこで、まず。

このささくれを瞬間接着剤で接着して、高さとキズ・穴の埋めに再利用する。

 

この段階では、乾燥してもキズ跡と段差が分かる為、今度は表面にエポキシコートして乾燥させる。

エポキシを盛ってキズの上に肉付けする。

 

少し厄介なのは、RSのロゴに近い為、削り作業には十分に気をつける。

マスキングテープもコーティングした部分のみ行い、削りにて高さを合わせる。

ペーパーヤスリの(細目)1000番で丁寧に表面をヤスる。

 

デコボコ面も段々と高さが揃って来ると面が落ち着いて来る。

 

マスキングを外す、位置確認してから再度マスキングしてコーティングへ

 

削り面も段差が落ち着きこのまま表面塗装に入ります。

 

黒のウレタンを吹き色を合わせる。

後、数回拭いて黒をベースにして処理する。

黒を吹き、その後ウレタンクリヤーを吹き、マスキングを剥がした状態。

マスキングのラインがしっかり残っているが、後は丁寧にコンパウンドを掛ければ完成となる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビフォー

今回は、「ささくれ、剥離箇所を、、、、。」

 

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アフター

手順は、ささくれ接着➔エポキシで盛る➔削る➔黒塗装➔

                      クリアー塗装➔コンパウンド掛けにて完成!!

 

リサイクル品も綺麗に復活、

         多分普通に見ても分からない程度に手直し出来ました。

※今回下地のベースが黒色で、表面に艶がある状態だった為、

リカバリーは比較的簡単な状態でした。

これが、下地が明るい色だとムラが分かりやすくなります。

 

ご依頼店の名東引山店へ、

           定期便にて返送致します。

今回の作業金額合計は、

          工賃金額合計、3,500円(税抜き)

ご参考までに、

イシグロ名東引山店の店舗情報は、こちら⇩


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