投稿者名:タックルオフ工房
2024/03/02 閲覧数:783
イシグロ鳴海店(受付担当スタッフ大塚)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、CBワンの「SSR 632FB」
依頼内容は、
「セパレートタイプから、ストレートEVAに作り直す。」
エンドからセパレートフロントEVAまでは、410mm
REC-30EBK12
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HTE42711 EVAストレート
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FBC-VR
➔
セパレートの上下グリップを外す。
CBワンは他のメーカーと比べると、非常にガッチリ作ってあり、
外すのも一苦労、、、。
特に接着剤、両面テープ共に丁寧に作業されているメーカー。
➔
上下のEVAを剥がすだけでも通常の倍近く時間が掛かってしまうが、
しっかり作り込まれているロッドには違いない。
➔
ブランクの表面をサンディング。
コーティングを剥がしてブランクのみにする。
リング内のアーバーは、EVAをカットした端材を利用して削り出す。
グリップが長い為、30分のエポキシ接着剤を使用。
ブランクの表面と、EVAの内側もしっかり塗り込んで、
塗りムラが発生しない様に確認。
硬化までには漏れや染みの発生確認と処理に追われるが、
そこだけ押さえれば綺麗に完成出来る優れモノ。
アルコールを付けてティッシュでEVAを拭くと、、、、、。
非常にカスが付く、これティッシュペーパーの残骸です。
ティッシュペーパーでEVAを拭くと大体こんな状態になる、、、。
⇩
そこで、、、
テープを輪っかにして転がしながら除去も出来るが、
以外とムラが出来て同じ事を繰り返すのなら、
上からテープを螺旋状に隙間無く巻いて剥がした方が一発で終わる。
今回リングの幅があるので、
リング内のアーバーを作成する。 EVAグリップカットした端材を利用する。
旋盤機で削り、 リング内径に合わせる、 マスキングしてカット準備。
カットして、、、 リングに押し込んで再度厚みと隙間を確認。
EVAアーバーを接着したリングを本体にブランクに差し込む。
リングを回して一番隙間が少なく座りの良い位置を確認して接着。
※真っ直ぐカットしたつもりでも、EVA断面は歪んでいる。
お互いの接地面をゆっくり回して行くと、完全にピッタリとは行かなくても、
妥協できるベストな接地面位置が必ず見つける事が出来る。
印を付けておいて、その位置で接着すれば慌てる事なく綺麗に作業が出来る。
それでも見つけられないのは、よほど雑に切った証拠なのでやり直したほうが良い。
グリップ全体を炙り目を揃えて完成。
この頃セパレートをシンプルなストレートタイプに交換されるお客様が増えている。
27パイのストレートEVAが断トツの交換パーツ!!
梱包完了。
ご依頼店のイシグロ鳴海店へ、
定期便にて返送致します。
今回の作業金額合計は、
パーツ金額合計は、1,960円(税抜き)
工賃金額合計は、5,800円(税抜き)
となります。
ご参考までに・・・。
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