イシグロ焼津店（受付担当スタッフ高橋）より、

　　　　　　　　　　　　　　　　　リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!

こんにちは、

工房担当の福田です。

今回の依頼品は、シマノ、「スコーピオン17113R-2」

　

おかげ様で、毎週グリップ延長の依頼が増加!!

他店の延長グリップ作業も並行して作成中!!

近日中にご紹介致します。

依頼内容は、リアグリップから「4インチ延長」

約100ｍｍ延長加工の依頼。

　

エンドキャップは内部に埋め込みタイプになっている。

20ｍｍ前方からカットしてブランクを出したいが、、、。

ブランクが見えない、、、。

エンドキャップ周りのコルクと剤のカスを取る。

この黒い箇所は硬質のゴム、エンドと一体式になっている。

　

もう10ｍｍカットしてやっとブランクが現れた。

　　

エンドから測ると35ｍｍ、コルク部は30ｍｍカットとなる。

ブランクは30ｍｍ位置でカット。

段差になっているゴムの箇所は20ｍｍあり、内径加工も20ｍｍは少し大変なので、、、。

ゴムを10ｍｍカットして内径受け部10ｍｍ、コルクの内径加工を合わせる。

エンドブランクの内側に溜まっていたエポキシの残骸をしっかり剥がしておく。これです!!⇩

エンドの加工はこれで終了。

カーボンパイプとコルクをカット。

パイプは表面をサンディングしておく。

　

今回は、コルクの「純正の質感優先」でコルクパーツを選びました。

その為、質感と目の整い具合いは非常に良好!!

外見のみでチョイスしたので内径は9ｍｍと細い。

内径削りも行うので一緒に外径と内径を削り合わせる。

　

これでもコルクの段差は1ｍｍ以内。

非常に目立つ!!

ここから細目のペーパーヤスリでしっかり削り合わせをしていく。

　

ヤスリ掛けを丁寧に作業する事で段差が馴染んでくる。

今回はコルクカットが非常に重要で、

断面が合う事で段差が少ない綺麗な仕上がりに繋がる。

　

約130ｍｍが繋ぎ合わせ位置。

合わせ目は、ほぼ分からない状態まで仕上げる事が出来た。

今回は純正品に近い色と同質感のコルクが手に入った事が一番大きい。

　

ほぼ完成、後は少しコルクの目が飛んでいる所の補修。

　

エンドキャップ接着の前に、

サソリの位置は毒針がセンターとなる、体が斜めになる様に取付ける。

後はいつもの様にコルクを詰めて削るだけ。

完成。

コルク次第で仕上がりも非常に綺麗になる。

ご依頼店のイシグロ焼津店へ、定期便にて返送致します。

今回の作業金額合計は、

　　　　　　　　　　パーツ金額合計は、3,592円

　　　　　　　　　　工賃金額合計は、4,200円　となります。

ご参考までに、

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