投稿者名:タックルオフ工房
2023/10/10 閲覧数:1,102
イシグロ駿東柿田川店(受付担当スタッフ福田)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、がまかつ・ラグゼの
「宵姫華S86H-ソリッド」
依頼箇所は、「リアグリップの延長120mm」
この可愛いエンド!!
120mm延長してEVA の削り出しで依頼内容に仕上げる。
EVAエンドを外して、下地を綺麗に、、、。
延長カーボンパイプは、
EXCP40-11・400×11×9を使用。
本体ブランクの内径ピッタリ。
リアの握り部はEVAで削り出していく。
全長120mmよりも5mm分調整の保険として多めにカット。
EVAで穴埋め処理!!
今回作業のヤマ場です。
リア部のEVAは、バットエンドパーツは使用しない。
今回、穴の処理はEVAで下栓を作成!!
内径は10mm、厚み(長さ)も10mm取りカット。
4等分にカットして、10mm穴に埋まる様に丸っこくカット!!
実際は10mmより円は大きめにして押し込む。
大体隙間なく埋め込まれる状態であればOK!!
リアグリップのボディ部を細身に削り込んでいく。
大体削り込めたら、エンドの加工に入る。
EVA栓は内部に接着剤を入れてハミ出ない様に接着。
剤がはみ出ると削った後に剤が光って見える為非常に気を使う所。
後は、エンドを丸く削っていく。
※EVAの栓が内部で隙間無く圧着していると綺麗に出来るが、
栓とEVAの隙間がこの削り中に出て来たら、
このグリップはすべてやり直し、、、失敗となる。
栓作りが非常に大切。
栓となるEVAの作成時、カットの形は円柱形をイメージ、
円錐形は削り時に隙間が発生するリスクが高い、
内径の穴の形に添う栓作りが必要。
テーパーではなく、ストレートをイメージしてカット加工する!!
グリップ下部も指定外径は26パイでクリアー。
エンド部の栓もしっかり加工でき綺麗に削れて成功。
ブランクをカット接着。
EVAリア部スレッド巻きのカラーを合わせて巻く。
巻いて、、、コーティング。
ブランクを削り、テープを巻き、接着。
表面炙りで整えて完成!! 梱包完了!!
➔
大体お客様のイメージ通りに仕上がったと思います。
ご依頼店のイシグロ駿東柿田川店に
定期便にて返送致します。
今回の作業金額は、パーツ金額合計、、、1,200円
工賃金額合計、、、、5,500円
となります。 ご参考までに、、、
※今回の「EVAでの栓作り」、栓をするEVAの内径が10パイ以内なら大体出来ます。
それ以上の穴に対処するEVAのブロック素材が無い為出来ません。
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