投稿者名:タックルオフ工房
2023/04/06 閲覧数:1,031
イシグロ西春店(担当スタッフ山崎)より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、ソルティ&シェイプの
「グラスウェイGMMC-66MHB」です。
・・・・グリップの「ショート」「ロング」化、
受け付けが多いリメイクの一つです!!・・・・
今回は「ショートタイプ化」をご紹介!!
オーダーフォームを確認して、、、
依頼内容は、
「バットエンドから140mmの位置でカット、
アルミキャップ取り付け」
EVAのみを140mm位置でカットして、
エンドのアルミキャップ内に差し込む分を、
ブランクから稼ぎます。
※位置決めのマスキング貼りが曲っていると、
カット後のEVAと、エンドキャップとの接地面に隙間が出来ます。
マスキングテープは、幅のある10mm以上を使用、
歪みにくい幅を使用して1周EVAに巻きます。
1発で出来れば、、、
巻き始めから1周、テープにズレが無ければ、
ほぼ同じにテープが重なります。
大体はこちら、、、
巻き終わりにズレが発生していたら、「巻く途中で力が入り歪んだ」、
「そもそも、スタート時点の角度が曲っていた」どちらかですね。
この時も3・4回程手直しをして位置を決定。
ここは非常に大事なのでしっかり確認!!
これが綺麗に出来るかで決まる!!
逆に言えば、これが出来れば綺麗に仕上がる!!
後は使用するデザインナイフの刃は必ず交換する。
マスキングとツライチで仕上げが出来るのは、
このデザインナイフのおかげです。
エンド内に差し込み長さは25mm。 カット。
純正品と交換パーツ見比べても、、、同じですよね、これ。
ブランクの表面を削る前に、EVAの断面が汚れるので、
マスキングテープを一周断面に貼っておきます。
(汚れとキズ付き防止)
後は塗装面を剥がしてブランクのみに、
※通常より少し粗目に削り、接着面の喰いつきを良くします。
バットキャップは汚れない様にマスキングして、
旋盤機でセンターを削り穴を広げます。
一度仮組すると、ピッタリ!!
ここでカットの断面が歪んでいるとアウトです。
カット位置の時に、時間を掛けて探った作業が報われる瞬間。
後はEVAの表面に少し炙りを入れて全体を整える。
接着完了!!
完成!!
ご依頼店のイシグロ西春店へ、
定期便にて返送致します。
今回の金額は、、
パーツ金額は、1,050円(税抜き)
工賃金額は、1,500円(税抜き)
今回は、加工作業がほとんど無く、
手軽に綺麗に出来た作業内容になります。
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