イシグロ彦根店より、

　　　　　　　　　リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（分類・カーボンロービング）

こんにちは、

工房担当の福田です。

　今回の依頼品は、ダイワの

　　　　　「ハートランド6102MLFS-07」です。

依頼内容は、、、、、、以下3点。

①＃1のコミ部カット・断面の整え。

②＃2の口巻き補強（カーボンロービング後、現状と同じスレッド巻き）

③TOPガイド交換・T-MNST5-1.6。

　

 

・・・・・・③TOPガイド交換（T-MNST5-1.6へ）・・・・・・・

③TOPガイド交換・（T-MNST　5-1.6へ）

➔

近いカラー3色で巻きます。

➔　　

コーティングの厚みを合わせてTOPガイド巻き交換。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　③は完成。

　

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・・・・・・・①＃1のコミ部カット・断面の整え。・・・・・・・・・

①＃1のコミ部カット・断面の整え。

コミ部のカット!!・・・のやり方。

ブランクが欠けている分をカット処理します。

　　

6㎜でカットして、、7㎜目で断面整え。

カット位置にマスキングテープを2.3回きつく巻く事で、

ひび割れとカット部・断面のササクレを防止。

　　

断面の整え!!・・・のやり方。

ピンポイントに面を削る場合、

プラバンなど裏板にペーパーヤスリを貼り、

ブレない様に平行に面削りします。

コミ部のエッジは、

スムーズに差し込みが出来る様に、

少しブランクの角を削ります。

　　

・・・①＃1のコミ部カット・断面の整え・・①は完成!!・・・・・

➔

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・・・・②＃2の口巻き補強!!

　　　　　　（カーボンロービング後、同じスレッド巻き）・・・・

カーボンロービンする玉口部は、

スレッドを外した7㎜分でロービング補強。

　　

専用のエポキシでコーティング!!

100：30の比率!!

　

カーボンテープは巻き上げて、

玉口で折り返しで巻き下ります。

段差が出来ない様に、

出来る限り平行に肉盛りします。

エポキシを浸透させて、

フィルムマスキングテープで圧力を掛けて止めます。

　　

乾燥後、

余分なカーボンテープを外して、

表面の研ぎ出しをします。

　　

こちらもまた、カーボンの面を水平に削る為に、

プラバン裏にマスキングテープで紙ヤスリを貼り削ります。

水平で綺麗に削るなら一方通行が良く、

単調な動きですが無駄な力が入らない。

「行って来い」の削り方は、

力の入れ方、角度、引く・押す、のバランスが崩れやすいです。

削り面の一定性を保つ為、一方向からの削りが精度を高めます。

　

時間はかかりますが、

細かな部分を綺麗に削るなら、

一方通行の削り方をおすすめします。

　　

下の写真が削り完成の状態。

上の写真より綺麗な仕上がりで、カーボンのデコボコも無く、

水平に削れているのが分かると思います。

土台となるこのカーボンが歪んでいると、

完成したスレッド巻きもまた歪んでしまいます。

すべての作業において土台作りは一番大切な作業です。

　

下地のカーボンロービングの上に、

純正と同じカラーのスレッドを巻きます。

スレッドを巻くと、

特に歪みが目立つ為、平行に削る事を重視します。

　

＃1を差し込んで入り具合を見ます。

＃1のカット部が7㎜、現状で58㎜が差し込み部なので、

元は65㎜分が差し込み長です。

今回は、＃1、＃2共に酷いヒビ割れも無かったので、

スムーズに作業が進みました。

　　

コーティングもガイド部と肉の厚みを合わせます。

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　　　　　　　　　ご依頼内容3点分終了しました!!

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①＃1のコミ部カット・断面の整え、、、完成!!

　　

②＃2の口巻き補強（カーボンロービング後、現状と同じスレッド巻き）、、、完成!!

　　

③TOPガイド交換・T-MNST5-1.6。、、、完成!!

　　

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　依頼店のイシグロ彦根店へ、

　　　　　　　　　　　定期便にて返送致します。

　

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