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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2021/10/25 閲覧数:1,567

タックルオフ高林店より、リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!

 

  タックルオフ高林店より、

              リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!

                       (分類・グリップ交換)

こんにちは、

工房担当の福田です。

  今回の依頼品は、 

 「トランスセンデンス・プルクラ62B+」です。

  

依頼内容は、

①「セパレートグリップから、

          シェイプを加えたストレートグリップに作成」と、

②「タングステン・

           バランサーエンドキャップの取り付け」です。

※こちらのセパレートをEVAストレートにして、

新しいバランサーウェイトを付けます!!

・・・こちらのロッドは、非常に興味深い特長があります!!・・・・

   トランスシステムと言う、ロッドピースの組み方を変える事で,

        可変長させる事が出来るロッドです!!

付属のブランクを組み直すと、

 4ピースで組んで、6ft2㏌ロッド!!  

 5ピースで組んで、7ft3㏌ロッド!! に変身!!

フィールドに対応して、ロッドの長さを変える事が出来るメリットがあります。

ブランクレングスを2タイプ使用できる最強のパックロッド!! 

※この2本の元上部を入れ替え、レングスを変えてフィールド攻略が出来る優れモノ!!

 

  

こんな特殊な特徴を備えたロッドを

今回は、①「セパレートグリップから、

   シェイプを加えたストレートEVAグリップ」にリメイク!!

現行のセパレートタイプを、

シェイプを加えたストレートタイプに変更!!

 

・・・・今回使用するバランサーウェイトについて・・・・

純正で使用されているのが、

このEWBCのエコノミーウェイトバランサーキャップです。

ウェイトの脱着はドライバーでエンドのカバーと、

内部センター止メしてあるネジを緩めて、

ウェイトの調整しますが、、、ちょっと面倒臭いです。

※(ドライバーが無いと、釣り場で直ぐに調整が出来ません。)

 

今回新しく取り付けるタイプが、

TWBCのタングステンウェイトバランサーキャップです。

今回付け替えるエンドバランサーは、EWBCより新機能を備えた後継機種になります。

バランサーウェイトの交換も、エンド部がスクリュータイプになっていて、

ウェイトを差し込んで(増・減)調整が非常に楽になったタイプです。

しかも!タングステンで幅も薄くなり、装着も0~5枚まで可能となり、

ロッドのバランスから操作性もグッとアップします!!

交換おすすめのバランサーウェイト!!

※直近のブログでも取り付け交換させて頂きましたが、

 ロングロッドを立てて操作するお客様には一押しリメイク!!

 ロッドワークがだるくなったらエンドバランサーを、

 好みのウェイトバランスに変えて見ては、、、。

 操作性向上のサポートパーツです!!

 

タングステンのバランサーウェイトは、1枚からバラ売りされています。

旧タイプのWBCにも互換性あり。

1枚10.65g×5枚=53.25gまで、

ロッドのウェイトバランスが、

約10gから50gまで変わるのですから、

ロッドは別物になりますね!!

 

ロングロッドの持ち重りは、

バランサーを取り付ける事である程度解消出来ます!!

気になるお客様にはおすすめ品です!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

②「タングステン・バランサータイプの、

           エンドキャップに取り付け」 

こちらが、旧タイプのエンドキャップ。

エンドのゴムキャップを外して、

センター止メしているネジを緩めてウェイトを交換。

 

こちらが交換取り付けするTWBC21P。

純正数値を一応測っておきます。

  

EVAから剥がしてからエンド部も外します。

  

セパレートの下部(エンド)を外したので、、、

セパレートの上部コルクを剥がします。

コルクを剥がして、アルミパーツも外して、、後はブランクの表面を綺麗にします。

  

目の細かな耐水ペーパーで最終削りを行い、、、。

EVAを差し込んで仮組し、

ストレートからシェイプをどの様に、

入れて行くかイメージします。

  

エンド部の内部センターは、

ネジ部が剥き出しになっているので加工が必要になります。

そのまま接着するとネジ内部に接着剤が入る可能性があるので、

センター部を保護しながら継ぎ足すカーボンを用意します。

  

バランサー内部と本体ブランクの接続部を加工。

  

パイプをカットして表面と内部の削り処理を行い、

接着剤の強度アップ補助します。

  

内径に合わせてコアテープでアンコを作成。

アンコは接着剤を溜めたい為、

2㎜程沈めて作成してあります。

  

接着時はスクリュー部とタングステンは外します。

センターのスクリュー部に、

接着剤が浸透する可能性があるからです。

  

バランサー部の加工はこれで終了。

グリップ部はマスキングをグルグルに厚目仕様、

グリップのキズ付き防止は念入りに!

  

EVA内径に合わせてコアテープでアーバーを作成。

EVAの高さやブランクの差し込み具合を確認します。

  

旋盤機に使用するセンターの受軸を作成して、、、

  

EVAの削り(シェイプ)!!

  

オーダーフォームの絵を参考にしました。

EVAはショートタイプですが、

ストロークを稼げた形に削れたと思います。

バランサーも一度仮組みをして、

再度各部の取り付け面を確認。

  

最終チェックもOK!!

エポキシで接着し完了となります。

 

パワータイプのロッドはセパレートより、

ストレートタイプの方が扱いやすいですね!

  

EVAの表面に炙りを入れて面を整えて完成しました!!

     依頼店タックルオフ高林店へ、

                  定期便にて返送致します!!

 

外したパーツも一緒に返送致します。


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