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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2021/07/26 閲覧数:1,321

タックルオフ西春店より、リメイク・リペアの依頼品が入荷しました!!

  

 タックルオフ西春店より、

     リメイク・リペアの依頼品が入荷しました!!

               (分類・グリップフル改造)

 こんにちは、

  工房担当の福田です。

 今回の依頼品はジャクソンの、、、。

 「デュナミスDSCC-601UL-AS」です!!

 

 今回依頼品を拝見して、グリップが非常にベタつく状態でした。

 憶測ですが、このベタツキ状態もグリップフル改造を後押しした一因では、、。

 グリップのベタツキ症状は、どのメーカーのロッドもチラホラ見られます。

 パイプシート表面塗装の経年劣化や、ロッドの保管状況や塗布された塗料の問題など、

 確定した判断は出来ませんが、この状態では気持ち良く釣りが出来ないですね!!

 

 それでは、

 この状態をグリップ・フルリメイクにて、

              改善したいと思います!!

   ブランクの状態は良好!!             エンドキャップは再利用します。

   

 各店担当者様オーダーフーム詳細記入、、、感謝!!

 ※つい最近店頭でお客様の接客をして

 船竿のセミオーダー×1本の注文を頂きました!!

 (約8万弱の売り上げ)近々ブログあげます!

 オーダーフォームを記入しながらお客様に説明して行くと、

 その時の気づきや追加パーツなどで、オーダー内容も二転三転する為、

 まとめが大変!! しかも絵・図も並行記入なので更にアップ!!

 オーダーフォームをまとめ上げる苦労と責任を身にもって感じましたが、

 お客様と一緒に考えて作成していくので、

 お客様も積極的に意見交換をして頂き、完成イメージは共有出来ました。

 

 工房では、

 各店からのオーダーフォームの情報がすべてです。

 特に件数の多いお店の担当者の方々、

 いつもありがとうございます!! 

                それでは、作業に取り掛かります!!  

  

  指定パーツはこちらの、、、、。

 

       今回ジャストエースのパーツで統一されています。

 

 ・ワィンディングチェック    ・ カーボンフード

  

 ・コルクグリップ         ・EVAグリップ      ・富士パイプシート

   

 それでは、エンド部から外して行きます。

  

 コルクを剥がして、ヒートガンでブランク部を熱します。

 この時エンドキャップを熱してしまうとゴムなので溶けます。

 溶けたらアウト!!

 遠めからブランク部を熱して内部の接着剤を緩めます。

    

 ブランクをしっかり熱してやれば熱が伝わり簡単に外れます。

  

 後はアルミパーツは丁寧に外さないと、

 少しの力でも直ぐに変形したりキズが付きます。

 取り扱い注意!!

  

 リアのコルクグリップも破壊して綺麗にブランクのみにします。

   

 パイプシートの破壊に入ります。

 

 今回も名盤(ロゴ)は綺麗に回収出来たので再利用します。

  

 パイプシートの位置は、純正と同じ位置指定。

  

 フロントコルクも破壊して、余分なパイプシート回りを外します。

   

 リングは抜く事が出来ないので元ガイドまで逃がして、

 キズが付かない様にマスキングを巻いて固定します。

  

 これからパイプシート破壊に入ります。

 毎回手順は一緒なのですが、物により接着剤の付き方が違う為、

 苦労の度合いが違います。

  

 今回はブランクも細く、外し作業はかなり大変でしたが、

 無事完了しました。

  

 これからブランクを綺麗にします。

 

 ヒートガンでエポキシを除去してブランク状況を確認。

   

 カーボンフードの加工をします。

 フロントのフード部のカットを行います。

   

 カット後、切り口の面取りを行い、カーボンフードを接着します。

  

 再利用のワインディングチェックの位置や入り具合を確認します。

  

 こちらのEVAは、加工が必要なので、さっさと加工します!!

 ワインディングチェックを加工位置でグリグリと押して、

 跡をつけます。(ズレてますが、調整します!)

 穴から大体1㎜ずつデザインナイフで円形にカットしていきます。 

   

      出来上がりがこちらです!!

  

  加工後、ブランクと一度仮組してバランスを見ます。

   

 フロントの加工に入ります。

 純正のワインディングチェック(シルバー)から、

 25㎜間はブラックのスレッド巻きし、

 その後にワインディングチェック(ブラック)が留めのイメージで入ります。

   

 パイプシートの取り付けとなります。

 パイプシート内径に合わせて、コアテープでアーバーを作成します。

 一度仮組をして、センサータッチ(ブランクタッチ)が出来る箇所の確認。

   

 後は、スムーズに組み立てられるか数回出し入れをしながら接着のイメージを作ります。

              後は、接着。

   

                接着。

   

               接着。

   

 エンドもロゴ位置を確認して、接着!!

 

 25㎜間をコーティングします。  

  

 最後に外しておいた名盤(ロゴ)の取り付けをします。

 エポキシを爪楊枝で点付けし、貼り付けてシート交換完了となります!!

   

  コーティングも乾燥完了しました。

  

 グリップフル交換も無事完成しましたので、

    依頼店のタックルオフ西春店へ、

             定期便にて返送致します。

  


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