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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2021/06/29 閲覧数:1,514

クロダイを・・・メタモルフォーゼ(変容、変身、転生)!!

クロダイを・・・・

メタモルフォーゼ(変身)前編!!  

させたいと思います!!

        (変容、変身、転生)

 今回は、

   (前編:後編)の2部作になります!!

  こんにちは、工房末端構成員の福田です。

  今回は、こちら「黒鯛×2」もらいもので~す。 

  

・・・・・・・・・・・・・・

    マイスター曽根が釣った黒鯛です!!

   

    ひれピンの綺麗な黒鯛を・・・、

  

・・・・・・・・・・・・・・

 2枚頂きました ・・・そこで!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 TO工房から、作る・造る・創る」を掲げて、

 クロダイを使って作品作り!!

       店頭ディスプレイ用

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   今回は、 ※人の釣ったオコボレで作業開始!!! 

 「黒鯛」

   メタモルフォーゼ(変身)と題して、

     

    その① 変容➔  魚拓 チャレンジ!!

     

    その② 変身➔ 料理 チャレンジ!!

         

   ・・・・・・・・・・・・今回は、ここまでをご紹介します。・・・・・・・・・・・

    その③ 転生➔ 骨格標本 チャレンジ!!

       

   以上の3項目で、

         チャレンジします!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              曽根氏の黒鯛は釣った当日頂きました。

                    処理出来るのが当人休みが3日後と言う事で、

                    中2日空く状態、心配なのがヒレの乾燥でした。

 

         冷蔵庫の中で乾燥しない様に、

      多めに加水して新聞紙で包んで当日まで保存。

      

 当日、ヒレもひどく乾燥する事無く魚拓も取れそうでが、、、

   

 若干水分が抜け本体のウロコの盛り上がりが無く、

 沈んでいるので墨入れに影響が出て来るような気がします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 チャレンジ!!  その①

    変容・・・魚拓チャレンジします!!

    先にアナウンスさせて頂きます!!

    現在イシグロ全店舗では、魚拓を取る作業は受け付けておりません。

    魚拓作成に関する認識範囲内の工程を、ご参考までに今回ご紹介いたします。

     気になるお客様は、是非チャレンジして見てください。

   

    

  準備するものは、、、以下!!

   段ボール(土台)     セロテープ(土台固定用)   半紙(仮取り用)

   

  ハサミ・カッター       硯・筆(太・細)      墨汁(濃墨)

   

              

      

 ・・・・・魚の下準備をします。・・・・・

 マンガ見たいに魚に墨を塗って、紙を押さえて出来上がり!!

  と言う訳には行かないです。

      下準備が大事で、特に余分な水分除去に苦労します。

   塩を魚全体に振りかけて、表面のぬめりを揉みながら取り除きます。

   

    ぬめりがしっかり取れたら、段ボールで土台を用意します。

      

   段ボールに対して魚の角度を含めポジションを決めます。

  魚からまだ残り水が出てきたり、ぬめりが残っている事が多く特に、

  エラ、各ヒレの根本、おしり、鼻の穴にペーパーを押し当てておきます。

    

     その間に布を魚のサイズに合わせてカットします。

    魚を中心に20㎝から25㎝位の間隔を四方にとりカットしています。

           (多ければ切ればいいです。)

         カット後、アイロンでシワを伸ばします。 

   

    布の支度をしている間に大体余分な水分も除去できました。

      魚の大きさに合わせて段ボールで型を作成します。

      

    段ボールで、背ビレ、腹ビレ、尾ビレの湾曲に合わせて、

      フリーハンドで型紙をカットして当てがいます。

        横幅(体高)に合わせて段ボールを重ね、

        各ヒレに対してカサ増し高さを調整します。

   

     段ボールがぶつからない様に様子を見ながらカット調整します。

   

    高さと位置が決まったら、段ボールをセロテープで裏貼りして固定します。

    

  ・・・・ここからやっと墨入れして行きます。・・・・

     

        墨は、濃墨と薄墨を用意しました。

   

           墨は、尾ヒレから頭方に筆を進めます。

            ウロコの間に墨がしっかり入る様に逆から塗ります。

 

   

        半紙で試し取りをします。

      

     試し取りは、水分、ぬめり、滲んでいる所を確認する為に、

         必ず行いながら修正箇所を見つけます。

         修正が出来たら 「本取りに入ります。」

  半紙で、試し墨が薄い。     半紙で、試し墨が濃い。   布で仮取り輪郭がしっかり出てきている。

   

      やっと本取り!!   本番時魚の位置を確認!!、

      型の大きいサイズはセンターに位置決めして、

      小型は、添えて上下にチラシ取りしました。 計3枚!!

  

   

         画竜点睛

      目玉で失敗したらすべてがチャラになってしまうので、

   それなりに目ん玉の練習をして・・・いざ本番へ!!

   

      その前に、濃墨でも意外と薄墨になっているのは、

         布のグレード(金額)をケチったからです。

       手芸屋さんで、布を切り売りして頂いたのですが、

       10㎝、30円台、50円台、80円台と3種類ありました。

        30円台は、さすがに表面が荒く墨がにじむ。

     80円台は、何となく魚拓取るのにもったいない感が出てしまい、

      中取って50円台の布にしたのですが、

     若干にじむ、濃墨を使用しても色の立ち(発色)が悪い。

             そこで!!

   アクリルラッカーに変えて見ました!!

     押し入れの中に、7,8年前買ったプラモデル用の

      ラッカー塗料のブラックがあったのでこれを使用して、

      本番に臨みます!!

      

 粘度が高くなっていたが、  丁度、この細筆もあり、   当時購入した薄め液、

 溶剤を入れて使用。    目ん玉入れます。   半分以上気化。少量でも問題無し。

   

        目玉の輪郭をハッキリさせてから、

      マブタを少しダブつかせて立体的に厚みを出します。

       陰影をつけて、目ん玉入れて、回りをボカします。

       もっと黒々とした色合いに期待していましたが、

     アクリルラッカーでも下地の質で発色が落ちてしまいます。

             ここまでが限界です。

 アイラインがもっとしっかり発色したら見栄えが良くなります。

   

         何とか形になりました。

  

      2枚を重ね取りしながら、3枚取りました。

 本当は、クロダイの特徴でもある縦の縞を入れたかったのですが、

       作業時間のタイムアップ!!

 

  メタルレッドの筏竿が、

    今回釣行でマイスター曽根が使用したオリジナルロッドです!!

  魚拓は、適当に段ボールをカットして、

                裏貼りのパネルを作成しました!!

 

   店頭のイメージディスプレイとして、

       店長と担当者の了承も頂きまして、

            展示させてもらいました!!

    イメージは、「回遊」です!!

  

  イシグロ中吉田店

  黒鯛工房コーナー、横に展示してあります!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 チャレンジ その② 

   変身・・・・料理(刺身)にチャレンジします!!

     正直料理は、ほとんどやらないです。

     他店補のスタッフが綺麗に魚を捌いて紹介しているブログや、

     雑誌の料理を見ていると、たまにはチャレンジして見ようか~な~。

     マイスターのクロダイで犠牲になってもらいます!!

 

   マイスターがカセ釣行をする情報は、2日前から知っていたので、

   お題の為に出刃を新調します。(本当は家の出刃が切れないので)

  

 関の出刃が欲しかったのですが、

     身の丈に合わせてこの2本購入しました!!

   

  当日、魚拓に時間が掛かり過ぎました。

 保存後魚3日目、墨を付けたり、洗ったりと意外と本体をコネクリ回してしまった、、、

     刺身にするには、素人でもかなりタイムアップだろうと、、、

   これ以上魚を保存できないので魚拓後に、

        魚を捌きました。

   自宅にあると思っていたウロコ取りが、

      いつの間に捨てられていて、

    出刃でウロコを一生懸命取りました!!

      台所は魚2枚分のウロコだらけ、

     後でこっぴどく叱られた!!

  ➔ 

       ウロコ取りは、必需品です。

 カバーがあるタイプが絶対おすすめ!! 使ってないけどね!

 ・・・・・作業中!!・・・・・

・・・・・写真割愛・・・・・

   当日、スーパーで購入しました!!

    大根つま大葉が若干しおれているが、

   何とか形にした、、、、。  疲労困憊!!

   

    一応、家族分は作りました。

       箸を添えるつもりが、

    疲れ過ぎて包丁を添えてしまっていた。

  

           刺身が、ささ身に見えるほど、

        エッジがマイルド!! 

       料理は修正が効かない!

      リメイクもリペアも出来ない!!

    唯一の救いは、寝かせた時間のおかげで、

    見てくれよりは、美味しく食べれました!!

        

・・・・・・・・・・・・

  次回の後編は、

  その③、転生・・・骨格標本 チャレンジ!!

  

    横から見ると、            正面から見ると、

   〇イリアン!!       〇ジラ!!

     口から何か出そう!      〇ジラの骨見たい! かなり細身ですが、、、

            現在自宅にて乾燥中!!

    出来ましたら、ご紹介します。

      しばし、お待ちを!!

 


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