タックルオフ鳴海店より、

　　リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!

　　　　　　　　　　　　　分類（ガイド交換）

　こんにちは、工房担当の福田です。

　今回の依頼品は、アピアの、

　「グランデージXD・100EX」です。

　

　　依頼内容は、　

「2箇所の指定ガイド交換とガイド移動」です。

　　・＃1-5Gは、現状品を使用。

　　#1-5Gは、現状品をそのまま使用、向きはそのままでリングの位置を、

　　現状のリング位置から、2cm上に上げて取り付け。

　　➔

　　・＃1-6Gは、PMNSG30に交換。

　　向きは、現状と逆（2本のフレームが下に来る様に）でリングの位置を、

　　現状のリングの位置から6㎝上に上げて取り付け。

　　➔

　　・＃2-1Gは、PMNSG40に交換。

　　向き現状と同じ（2本フレームが上に来る様に）でリングの位置を、

　　現状のリング位置から10cm上に上げて取り付け。

　　

　　上記全てダブルラッピング、足の下地は2箇所に分けて下さい。

　 

　　 上記の赤文字の説明は、

　　鳴海店のスタッフが、別紙に細かく記載してくれた文言をそのまま記入しました。　

　　非常に、分かりやすくてありがたいです。

　お客様もリメイクしたい形、使用パーツ、位置の数値を、

　　明確にスタッフに伝えられている。

　　スタッフも別紙で丁寧に書き直して、オーダーフォームと共にFAXしてくれました。

　　工房に送られて来る情報は、オーダーフォームの紙一枚がすべてなので、

　　細かく解りやすく指定して頂けると助かります。

　　他の店舗からも、お客様を含め別紙参照が多くなって来ていて良い流れです!!

　　　　　　　　・ロッドが出来るまで、

　　お客様、店舗スタッフ、工房,

 　三者が即席ですが、「ワンチーム」です。

　ロッドを丁寧に、正確に作成するには、お客様と店舗スタッフと工房のスタッフ3者、

　　　　　共通の認識と情報がないと完成しません。

　お客様は、イメージされた形、店頭に同じ様な物があれば参考となります。

　　　　　　　パーツや、数値を記載した別紙を持ち込まれてもOK！（スタッフと確認）。

　店舗スタッフは、お客様の内容を汲み、助言・提言のサポートが出来、

　　　　　　　　　　　　　　店頭で決まった内容・情報を正しく工房に伝えて頂く。

　工房スタッフは、内容の確認と、オーダーフォームに乗っ取った依頼品の具現化。

 　ワンチームの縦割り内容はシンプルです!!　

　　　　　　　　　　　ベストロッドを作りましょう!!!

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　内容もしっかり分かったので、

　　　　　　ガイド交換して行きます。

　では、いつもの様にガイドつま先からしっかり削ります。

　

　上から、＃1-5Gガイドを外します。

　

　丁寧にエポキシを剥がして、、ご指定のダブルラッピングします。

　

　今回もガイド3箇所下に、

　　　　　　　ダブルラッピングをします!!

　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　前回ご紹介したダブルラッピングは、

　　　　　こんな形でした!!　

　ガイド下全体をラッピングした状態です。

　　

　　　　　　　今回は!!

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　今回ご紹介は、

　ダブルラッピングでも明らかに形が変わります。

　ガイド下を全部通しで巻かず、ガイドが乗る脚部のみダブルラッピング!!

　　

　ガイド脚下の強度出しに特化した状態です。

　通しでガイド下を巻かない分、ブランクの感度と曲がりが若干良くなります。

　3箇所分のダブルラッピング分を巻き終えて、

　コーティングを1回・2回掛けて、厚みを出します。

　

　ガイド3箇所巻きを終えて、最終のコーティングをします。

　　

　後は粘度の高い状態で、エポキシコーティングをします。

　ロッドのバランスを見ながらボリュームを出して完成です。

　　

　ダブルラッピングの段差をしっかり出して欲しいと言うご要望でした!!

　ガイドの内側に約5㎜出しのラッピングも綺麗に出して完成です。

　　　

　　コーティングも終了しました!!

　　依頼店のタックルオフ鳴海店へ、

　　　　　　　　　　　　定期便にて返送致します。

　　　

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