静岡県から愛知県を中心に釣具の店舗販売を行う「イシグロ」のロッドビルディングパーツ専門オンラインショップ

私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています.

新品パーツ | 釣具ビルディングパーツ専門

ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2021/02/18 閲覧数:2,538

イシグロ岡崎若松店より、リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!

   

  イシグロ岡崎若松店より、

  リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!

                 分類(ガイド交換・Uガイド)

  こんにちは、工房担当の福田です。

  今回の依頼品は、シマノの磯竿、ベイシス」です。

   1.5号と2.5号を新品でお預かり!!

  

  依頼内容は、新製品の遊動ガイドから・・・、

      固定ガイドの「Uガイド交換」です。

  各#1のみのガイド交換依頼です。

   

  こちらの、ニッシン・Uガイド(シルバー)を、

  (#1)1本に付き、TOPも含め5個取り付けます。

   1.5号×1本、2.5号×2本(1本、予備穂先)の計3本に、

  Uガイドを取り付けて行きます!!

   

  指定されたニッシンのUガイドですが、

  特長として、スレッド巻き部の脚にデコボコがあり、

  スレッド抜け防止がされている商品です。

  デコボコが大事です、ストレートタイプと比べると、

  やはり長持ちします。

  Uガイドは、保持力が大事ですね!

   左側・他社品。  右側・ニッシンUガイド。

   

  Uガイドもミニクロガイドもシンプルなガイド程、

  意外とバランスや加工が難しいのです。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・#1のみ使用するので、

    本体から#1をに抜きます。

  

  磯竿のエンドキャップは、コインで開け・締めのネジ式になっています。

  コインでもマイナスドライバーでも、直接での開閉はキズが付き易いです。

  マスキングテープなどアンコを薄く挟むだけでキズ防止になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・ペンチでガイド加工します。

 ペンチで、若干押し潰して形を細長く整えます。 

 

 

 Uガイドのつま先もヤスリで少し削ります。

 スレッドの乗り上がりを助け、仕上がり後の段差も緩和してくれます。

 

  巻きも完了しましたので、

      コーティングに入ります。

 Uガイドのスレッド塗りは基本薄塗りになります。

 額面通り、溶剤で希釈する場合もありますが、

 今回の作業の薄塗りとは・・・・、

 今回の薄塗りとは、

 エポキシを薄め液で薄める希釈と言う意味ではありません。

 希釈しても塗ると固まりますが、Uガイドの抜け(強度不足)が多発します。

 エポキシ(現在工房で使用している物)A剤、B剤 1:1で作成後このまま塗り、

 粘度が高い状態からアルコールランプで熱し、余分なエポキシを除去して、

 糸目が出る程度までの作業を薄塗りとしています。

 薄塗り、は・・・溶剤で希釈する事では無く。

 薄塗り、は・・・通常のエポキシ純度でスレッドに染み込ませ、

 強度を出しつつ、

  表面の余分なエポキシを筆で拭き取った状態を言います。

 

 

 今回#1-5G箇所は1.5号も2.5号も、

  Uガイドがギリギリ通過する箇所に取り付けてあります。

 合わせマークのライン上部に位置しますが、

 この位置がギリギリ通過位置です。

  

  

 

   IMガイドをイメージして取り付けてあります。

   

 

  コーティングも無事完了!!

  依頼店のイシグロ岡崎若松店へ、

             定期便にて返送致します!!

  

 


イシグロ店舗へのアクセス・営業時間のご案内や店舗発信の新着情報各種はこちら!

 

このサイトはJPRSにより認証されています。SSL対応ページからの情報送信は暗号化により保護されます。

パーツ名を確認して商品を選ぶ
パーツ名をクリックすると該当する商品一覧が表示されます。

船竿

TOP
ビルディングパーツ 詳細検索
商品名
カテゴリ
価格
その他

しばらくお待ちください