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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2020/03/20 閲覧数:2,372

イシグロ岡崎大樹寺店より、リメイク・リペアの依頼品が入荷しました!

 イシグロ岡崎大樹寺店より、

            リメイク・リペア品が入荷しました!

  こんにちは、

  タックルオフ工房

  担当の福田です。

   今回は、こちらの キススペシャル405DX+STです!

          ※新品のストリップロッド、白い竿なので特に擦り傷、

     当てキズがつかない様に細心の注意で作業に臨みます。

        それでは、新品のストリップ使用に指定ガイドを取り付けて行きます!

     

 

  今回は、ただ取付けるのではなく、後から綺麗にガイドを剥がしても、

  剥がし跡が残らないラピーテープを使用して作業を進めます。

  

     ラピーテープは、4色あり、シルバー、ブルー、ゴールド、レッドとなります。

   

  お客様が選ばれたのは、シルバーです!

  どの色合いにも喧嘩をしない、一番落ち着くテープカラーです!

  一押しカラーです!!

       

      指定ガイドは、 「T-KWSGガイドシリーズ!」

  #1には、T-KGST-7、T-KWSG7、810、12、16サイズを、

   取り付けて行きます。  

   ※ガイドは、各サイズ毎ガイドのつま先を丁寧に削っておきます。

      

   #2の元ガイドには、今流行りの、リバースガイド!!

  T-RVTG25FHを取り付けて行きます。

   

         リールシートは、ハイエンドモデルの定番!

    T-NS7GL のチタン製のプレートシートを取り付けます。

     こちらも上下のつま先部は、ロッドの接地面に合わせて削り込んで置きます。

     

   お客様からの指定スレッドカラーは、

   メタリックスレッド「コパー」Dサイズ です!

      落ち着きのある色合いで、ブランクの白と合う渋い選択です。

    スレッドカラーをより引き立たせてくれるのが、ラピーテープです!

    際から覗くラピーテープが一役買う形になります。

    

    

 

   それでは、TOPガイドから取り付けて行きます。

   背と腹を確認し、基準となるTOPガイドを接着。

   ラピーテープを、ブランクに1周巻ける程度をカットして、

   台の上に張り、幅の調整カットを行います。

     

   ラピーテープは、表面の汚れや油が多いとコーティングを弾くので、

   アルコールで表面を拭き取った後ブランクに貼ります。

   ※アルコールでしっかり拭くのですが、

    それでもテープの性質上必ず弾く所が出来てしまいます。

    

   テープを巻き、メタリックスレッドのコパーを巻き、

   ラピーテープのシルバーは、大体2mm出してから巻き始めています。

   見栄えの問題で2mm前後がベストだと思われます。

   好みもあるので、ご興味がある方はラピーテープを巻かれて長さの調節を

   試みても面白いと思います。

     

          #1のトップガイドから作業を始めて・・・。

     

   次の固定ガイドもサクサク進めて・・・。

          

 

   このガイドで(6個目)#1のガイド取付は完了しました!

          

      お次は#2のリバースガイド(7個目)を取り付けます。

    

 ・・・・ プレートシート下,ラピーテープ巻きのやり方です!・・・・

   

      ①一番時間が掛かるプレートシートの取付けを行います。

    プレートシートを固定数値とセンター位置を合わせてから、

    マスキングテープで固定します。

   ②プレートシートの中間巻き部、下部方向に2mm出しをラピーテープで巻きます。

   ③次は、上部方向に2mm出しでラピーテープを巻き、

    センター位置の完成となります。

  図①               図②              図③

    

   ④確認の為スレッドを巻く位置までマスキングテープを貼り、ラピーテープが、

   出過ぎていないか、少な過ぎていないか、をチェックします。

   ⑤⑥次に下方部のプレートシート脚部に移ります。

   こちらも、テープ貼り後、スレッド巻き位置でマスキングテープを貼り、

   2mmキープを目指します     ※厳密には誤差が出てしまいます。 

  図④               図⑤              図⑥

    

   ⑦最後に上部の脚部に移ります。こちらもしっかりと測った後にラピーテープを貼ります。

   ⑧ここでやっとプレートシート下のラピーテープ貼りが終了しました。

   プレート位置やテープの長さが間違っていなければ、プレートシートの指定数値へ外したシートを、

   置いてもしっかりと合っているはずですが、1箇所、1箇所の数値を合わせないと全てやり直しになります。

   ⑨再度スレッド巻位置とラピーテープの確認をします。

   厳密には、プレートシートの角度によって開きがあり2mm以上に見えてしまう所も発生します。

  図⑦              図⑧               図⑨

     

   ⑩下方、⑪上方脚部のラピーテープは、先に巻いたテープに1mm程度重ねて貼ります。

   ⑫スレッド巻幅は、大体20mm前後が見栄えが良いのでその位で巻いてあります。

   

  図⑩               図⑪              図⑫

    

   ⑬上下の脚部にメタルスレッドを巻き終え段差での下地見えが無いかを確認。

   ⑭ 糸目を整えて完成です。

  図⑬               図⑭

    

  それでは、 

    投げ竿1本分、3ピースをコーティングします。  

  

  ブランクは、ガイド位置以外は、入荷時からマスキングテープを重ね巻きして保護。

  新品ロッドなので小傷や擦れに注意しながらの作業となります。

  

      各箇所コーティングも無事終了しました!

   

  ラピーテープ上にエポキシを乗せているので、はみ出した部分も無く綺麗に完成しました!

  若干エポキシの弾きがありましたが、許容範囲内で済みました。

  

      

  

  完成しましたので、再度アルコールで指紋を拭いて、

  新品の箱に収めさせて頂きました。

  

 作業も無事終了しましたので、

   依頼店の、イシグロ岡崎大樹寺店へ、

           定期便にて返送致します!

 

 


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