こんにちは♪　豊川店リサイクル担当　野澤です。

今回は簡単ロッドリメイクのススメです！

当社ではタックルオフという修理から改造までメーカーが出来ない事までこなすことが可能な専門の部署があります。

簡単なガイドの修理 改造、リメイクから1度全てを破壊して新たに組み上げから、かなりマニアックなことまで専属の担当者が作業させていただいております！

そう聞くと、「自分でやるのは難しいんだろうな～」とか「お金掛かるんだろうな～」と思って躊躇される方も多いんではないかと思います・・・。

今回は「そんなこと無いよ～」ということを野澤の私物で実践したいと思います♪

まずは犠牲になる竿（笑）ダイワ極鋭カワハギ　その他以下のものをご用意ください

・目立てヤスリ（カーボンをカットします。目立てヤスリが使いやすいです）

・5分ｏｒ30分硬化エポキシ接着剤と瞬間接着剤

・いらないＰＥライン太さ各種（使い古しで大丈夫）なければ釣具店で販売している竿巻き糸など。

・糸を切るハサミｏｒカッター

・延長する為のカーボンパイプ

・エポキシを練るための紙

・ティッシュ（出来ればアルコール除菌ティッシュ、はみ出たエポキシをふき取るのに便利、工業用アルコールがあればそれで）

揃ったら作業していきましょう！

まずは延長したいグリップの真ん中にマスキングテープなどで位置決めして目立てヤスリでカットします。

もう元には戻りません・・・「あ～やっちゃった！！」と後悔してください（笑）

延長する為のカーボンパイプをこちらも必要な長さにカットします。

タックルオフオリジナルの延長用カーボンパイプを使用します。元の径が11、2㎜ぐらいだったので安全パイで内径12㎜

を使用。

延長カーボンパイプは40ｃｍなので2本作る為に20ｃｍでカットしました。合わせると少し隙間があるので残り物のＰＥラインで元の径を太くします。

ＰＥラインは仮巻きしたとき少しゆるいくらいにしてください。瞬間接着剤で固めるのですが膨張してしまうので丁度良い太さにすると固めた後入らなくなります・・・。

ＰＥラインの巻き始めと終わりは接着剤で止めておくだけで大丈夫ですよ。綺麗に巻く必要はありませんが重ねない様に注意だけしてくださいね！

今回は慣れているので5分硬化で作業しましたが、失敗しないためには30分硬化のほうが位置合わせの時間の余裕がとれます♪

また硬化時間が長いタイプの方が強度も高くなりますので時間がある方は30分で。

2液なので同量を紙に出してよく練り練りして接着面にべったり塗りつけます！ケチったら駄目駄目！！

延長パイプの中にもエポキシボンドをしっかり塗り塗りしてドッキング。はみ出たボンドを除菌ティッシュでふき取って位置決めだけ微調整すれば

完成！！ほら簡単♪

元竿をカットしてカーボンパイプでかぶせているだけですが小物竿やバスロッドのＭＨクラスならこれで強度は十分です（今まで苦情は受けたことない・・・と思います）

工夫しだいでもっと色々なことが簡単にできます！

メイキングの第一歩踏み出してみてください！イシグロ＆タックルオフスタッフがお手伝いさせていただきます♪

注）豊川店にはメイキングパーツの取り扱いはございませんのでご了承ください