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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2020/01/03 閲覧数:55,831

簡単!ブランクの缶スプレー塗装方法の紹介

こんにちは

タックルオフ工房の曽根です。

今回は問い合わせの多いブランクの塗装方法を紹介してみようと思います。

こちらの工房では通常コンプレッサーに繋いだスプレーガンやエアブラシで塗装をしています。

比較的安価なものから高額なものまでありますが、初期投資にはそれなりの費用が掛かってしまうものです。

そこで今回はそういったツールが無くても簡単かつメーカーの塗装と同等レベルの塗装ができる方法を紹介します。


使用するのは・・・

市販の缶スプレーです!

手軽に塗装でき、スプレーガン塗装に限りなく近い仕上がりも期待できます。



今回使用するのは上の缶スプレーと別途下地用のスプレーです。

左から・・・

 一般的な安価なラッカースプレー

 下地用で小傷も消すことのできる白いプライマリサフェーサー(プラサフ)

 今回メインで塗装する車補修に使用されるメタリックレッドの塗料

 仕上げ用の2液性ウレタン缶スプレー

になります。



今回使用するのは愛車と同じカラーを選択してみました(笑)

塗装するのはグラス製のチューブラブランクです。



直接下地用のプラサフを塗装しようと思いましたが、更に密着を良くしようと思い工房に合った

「ミッチャクロン」

を使用しました。

この塗料は素材と上塗りの塗料の密着を良くしてくれるための塗料です。

今回使用するプラサフは車の補修用、つまり「金属用」と記載されています。

グラス素材との相性まではわからなかったため、念のためこの塗料を使用しました。



ミッチャクロンを全体に塗装して30分ほど乾燥させます。



つぎに下地用のプラサフを塗装します。



一度に厚塗りしないで数回に分けた方が垂れずに綺麗に塗れます。

速乾性の塗料の為、非常に作業性はいい塗料でした。



硬化後、耐水ペーパーを使用して研磨します。

無塗装のブランクには小さな穴がたくさん開いています。

これらの穴をプラサフが埋めてくれます。

平らになるようにヤスリをかけますが、その際当然下地が出てきます。

この後着色する塗料によっては、下地の色に影響をうけます。

今回はベースを白にしてムラが出ないようにしようと考えました。

幸いブランクの下地が出なかったためそのままでよかったですが、下地が出た場合は再度プラサフを塗装すればOKです。



いよいよ着色に入ります!

愛車と同じ色になるでしょうか?



今回の塗料は、メタリック・パールマイカ色になります。

これらの塗料は粒子の重たい成分が含まれております。

缶スプレーは良く振って中の塗料を撹拌して塗装するのが基本ですが、より撹拌する必要があります。



軽く1回目の塗装が終わりました。

下地の白がまだ見えます。

一度に厚く塗ろうとせずうす塗りを重ねるようにします。

特にメタリック・パールマイカ塗料は、「濡れる」ように厚く塗ってしまうと、

粒子が泳いでしまいムラになってしまいます。

メタリックの粒子が「刺さる」イメージで遠目から吹き付けるのがコツです。



数回塗り重ねてなんとかムラなく塗ることができました。



一般的なDIYではこの上にラッカークリヤーを塗って艶を出します。

が!

それでは市販のブランクのような強靭な塗膜は出せません。

そこで2液性の缶スプレー型ウレタン塗料を使用します。

2液性ですので、メーカーが使用しているウレタン塗料と基本同じと考えていいと思います。



2液性の為通常の缶スプレーと違い、缶の中で主剤と硬化剤を撹拌する必要があります。

まず缶の下側のピンを垂直に押します。



缶をさかさまにして数分放置します。



その後30回ほど缶をフリフリします。

これで準備完了です!

ここで失敗したらすべてがパーになる可能性があります・・・

試し吹きをした後慎重に吹きます。

1回目から比較的厚塗りをしたつもりでしたが、下地の塗料が溶けだしたりする(戻りムラ)こともありませんでした。

同メーカーが出している塗料同士なので相性もいいのだと思います。

1回目の塗装が終わり1時間後の状態を見たところ、もう少し深みが欲しかったのでもう一回塗り重ねました。

下がその画像です



↑ クリヤー塗装前

メタリックの粒子感があまり感じられません。



↑ クリヤー塗装後

メタリックの粒子が綺麗に反射するようになりました!

このようにメタリック・マイカ色はクリヤーを上塗りすることが前提の塗料です。



実際に愛車の色と比べてみました。

少し色味が違いますが、下地の色を赤にすればもっと合ったかもしれません。

ちなみにパイプシートも同じ方法で塗装してみましたが非常に綺麗に処理できました!

スプレーガンを使用すると洗浄などの手間がかかりますが、缶スプレーだと非常に手軽にできるのもありがたいです。

ただ2液性のウレタン缶スプレーは、使用時間が決まっています。

今回使用したスプレーは「12時間」です。

それを超えると缶の中で硬化してしまう為、使用できなくなります。

缶スプレーにしては高価になりますから失敗しないようにしたいものですね。


車の補修用缶スプレーは非常に多くのカラーが揃っています。

自身の釣竿を愛車と同じカラーにして

楽しむというのも面白いと思いますよ!

本格的に愛車と同じカラーにしたい場合、そういった塗料を小分けにしてくれる業者もあります。

よろしければご参考ください。



ちなみにもう一本安価なラッカースプレーでも試してみましたが、同様に綺麗に処理できました!





今回塗装した愛車カラーのブランクとパイプシートは2020年1月17~19日開催の

「横浜釣りフェスティバル」

にて、当社ブース内で展示します!

来場される方、よろしければお立ち寄りください。

他にもたくさんの展示品をご用意してお待ちしております。


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