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ロッドビルディングレポート

投稿者名:タックルオフ工房

2019/12/15 閲覧数:2,422

タックルオフ沼津店より、リメイク・リペア依頼品が入荷しました!

 タックルオフ沼津店より、

          リメイク・リペア依頼品が入荷しました!

           (グラスブランク 総巻)

こんにちは、

工房担当の福田です。

今回の依頼品は、

「タックルオフ沼津店、

     オリジナルブランクの総巻き依頼!」です。

・・・・・・ブランク2本分の総巻依頼となります。・・・・・・

今回の指定パーツはこちらの・・・、

総巻スレッドは、サオヒロ・スーパースレッド中巻用です。

  

グラスブランクは、

「タックルオフ沼津店オリジナルグラスブランク」です。

詳しいスペックは、タックルオフ沼津店へ

                     お問い合わせ下さい。

※(通常品とは違う秘密があるに違いない!)

グラスブランクはこちらの・・・、

 「タックルオフ沼津・湾内スペシャル用」

                            オリジナルブランクです。

         元径約8φで、先径は約1.8φ、全長は、2100㎜仕様です。

  

グラスブランクの表面と、

テープの貼り付けてあった箇所の汚れを・・・、

   

 ・・・このパーツクリーナーで全体を拭き取ります。・・・

汚れもテープのペタペタも綺麗に取れます。

ただ純度の高いグラスロッドは、ささくれが起き易く、

素手で水平にきつくしごくと、グラス繊維が刺さり危険です。

見える汚れをピンポイントにパーツクリーナーを含ませて、

ティッシュで押し当て処理した方が安全です。

※(スライド拭きは危険です、細かなガラス繊維が刺さるので、

見え難く繊維の除去も大変で、非常に痛い事は確かです。

 

・・・総巻していきます! 機械で!・・・

手巻きでも良いのですが、

効率よく、

総巻用モーター付き・ロッドメーカー」を使用します!

・モーターがロッドメーカーと連動しています。

足踏み用のペダルを操作しながら総巻を行います。

  

1㎝程手巻き後、ペダルを踏みながらテンポ良く総巻して行きます。

  

指定の長さまで巻き終えたら、抜き糸を入れてフィニッシュとなります。

  

巻き終えたら、スレッド表面の目ならしを行いまして、

1本目完了となります。

 ×2本・完了!

 ・・・・・コーティングをします。・・・・・

上段1本目! 蛍光色のスレッドは、特にコーティングを掛けると綺麗に色が透けて浮き出てきます。

         2本並べたブランクを見て頂くと一目瞭然!

コーティング前です。   ②塗ると一気に色が浮かびます。上段塗りました、下段これからです。

  

 下段2本目! 

 2本目も1回目を塗り終えました。

 蛍光のピンクは船上でもかなり目立ちます。

  ※蛍光色や元々色合いの薄いスレッドは、

  UV使用のエポキシを使用しても、

  色抜けが早いので注意して下さい。

  

乾燥した次の日です。

表面のスレッドが所々見えています。

光の筋も乱立していて一直線ではなく、

コーティング不足が分かります。

コーティングの塗り作業は、後4、5回位行います。

塗り重ねて行くと、段々と表面の光の筋がはっきりして行きます。

重ね塗りも終了し厚みも出来た所で、

耐水ペーパーで研ぎ出しをして行きます。

光の筋も安定して見えますが、

表面の凸凹を研ぎ出しによって無くし精度を高めます。

  耐水ペーパーで、       削れていない所は、表面がくすみます。 ある程度削りが平行に行われ凸凹が、

  表面を削って行きます。      光っている所に、まだ段差があり、    処理されると全体に艶は無くなり、

                   平行にする削り作業を行います。     くすんだ状態になります。

                                       この状態が正解です!

  

下地が綺麗に、研ぎ出す事が出来たら、

いよいよ塗装になります。

・・・タックルオフ工房の、精神と時の部屋で塗装します。・・・

                   冬は、寒くて臭い! 夏は、暑くて臭い!

全長2100㎜のブランク塗装も、

換気扇の幅一杯となり少し大変です。

全長2700㎜のブランクでしたら、フレームアウトするので、

固定台ごと移動しながらの塗装となります。

長いブランクは難しい!

片軸で支えて回転しているので、

長い竿、柔らかい竿は特に穂先が、

大きく円を描き出すので、

バタつきを抑えながらの塗装になります。

どこかに触れたらアウトでやり直し、

溶剤で拭き取りるか、乾燥後研ぎ出しからやり直しとなるので、

一発勝負となります。

軸の固定はしっかり確認して・・・、 ウレタンクリアーを作り・・・、  後は、ガンでブシューと吹くだけ!

      

エアガンで塗装直後、塗りムラの確認をします。

分かり易いのは、

ブランクに映っている光の筋だけを追います。

ブランクを回しながら元から穂先、

穂先から元へ移動しながら見れば確認出来ます。

筋が切れていたなら残念ですが、

塗料が乗っていないのでやり直し、

くすみやムラがあると分かります。

色だけ見ると蛍光色などは、目が疲れるので、

塗りムラの確認は、

遠目から光の筋のみを見た方が分かり易いです。

※ただ元々のグラスブランクの削りが、

荒い場合は、そのまま下地が反映される事がある為、

表面に若干の波うちが発生します。

 

作業も完了したので、

    依頼店の「タックルオフ沼津店」へ、

                      定期便にて返送致します!

 オリジナルブランク、気になる方は、

        タックルオフ沼津店へ問い合わせ下さい!

  


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