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竿作り・修理の知識【トップガイドの修理(知識編)】

接着の種類

トップガイドの接着には大きく分けて2種類のタイプがあります。

○振り出し竿の様にTOPガイドの取り付けの向きが決められていないもの(ガイド合せラインの無いもの)
○ガイド合わせラインのある振り出し竿や、ワンピース・並み継竿の様にTOPガイドの取り付け向きが決められているもの。

上記の様に接着の際に向きを決めなくて良いものと、決めて接着しなくてはならないものの2種類があります。使用する接着剤もそれに合せて変えたほうが良い場合があります。

接着剤の種類と特徴

液体瞬間接着剤
長所/接着時間が早い。接着が強力。
短所/接着が早いため位置決めが難しい。接着の周りが白化することがある。隙間が大きいと接着が難しい。

ゼリー状瞬間
長所/接着時間が多少遅いため位置決めが容易。多少の隙間は関係なく接着可能。
短所/接着の周りが白化することがある。隙間が大きいと多少接着に時間がかかる。接着時接着剤がはみ出しやすく、また拭き取りが遅いと汚くなってしまう。

ホットグルー
長所/作業が簡単。硬化が遅いため位置決めが容易。多少の隙間は関係なく接着可能。
短所/接着力が弱い。熱に弱く夏場の車内等の熱でも軟化することがある。

エポキシ接着剤
長所/接着が強力。接着時間が遅いため位置決めが容易。隙間は関係なく接着可能。
短所/接着に時間がかかる。

上記の特徴を踏まえて、作業パターンに分類すると以下の通りになります。

接着スピード ガイド向き決めあり ガイド向き決めなし 隙間あり
液体瞬間
ゼリー状瞬間
ホットグルー
エポキシ

接着時間の遅さを抜けば、オススメはエポキシ接着剤です。
強度、確実性、作業性共に良好です。

またゼリー状瞬間は接着の際にはみ出しやすく、はみ出した接着剤をティッシュで拭こうとしてそのままティッシュもくっつけてしまう場合もあります。予想以上に接着が遅い場合があり、接着出来たと思って引っ張ってみたら抜けてしまうこともあります。特に隙間があるときには接着が遅くなるため、失敗する場合があります。
ホットグルーは作業は簡単ですが、接着力が弱いのが難点です。特に熱に弱く、夏場の車内などの熱でも軟化する恐れがあります。その為基本的には応急処置として使用します。

オススメは通常の接着には液体瞬間、向き決めが必要な場合はエポキシを基本とし、補助としてゼリー状を使用します。

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