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竿作り・修理の知識【エポキシコーティング剤】

用途

釣竿本体、ガイド部コーティング、ルアーのコーティングなど

特長

エポキシコーティング剤

エポキシコーティング剤について
2液式のエポキシコーティング剤。ほとんどの物が1:1で混合します。 硬化後は溶剤に犯されることの無い強い皮膜ができます。希釈は専用の溶剤で行うことができますが、多くのメーカーでは希釈して使用することを推奨していません。 希釈することで本来の硬度や透明度が失われてしまうからであり、専用の薄め液を販売していないメーカーもあります。実際に薄め液(溶剤)を添加すると、「硬化後に爪跡がつくくらい弾力が残る」「黄ばみが出る」「痩せる」などの現象が起きます。
ただ、ロッドメイキングにおいては希釈して使用するのは一般的です。 希釈することでスレッド(糸)への染み込みを良くしたり、あえて柔軟性を出して割れを防ぐ方法をとる場合もあります。この部分は作業者の好みによる所が大きくなります。

溶剤

溶剤について
また溶剤としては専用のエポキシシンナーの他に、ラッカーシンナーや、アルコール、アセトンなど様々な溶剤が使用できますが、相性もあるため一概に全てに使用できるものではありません。 使用する溶剤によっては黄ばみが激しかったり、表面の光沢が悪くなる場合もあります。

まとめ
以上のことから、本来であればガイドのコーティングにはウレタン塗料の方が向いています。実際にガイドのコーティングにウレタンを使用している業者もあり、黄変もせず、割れることもほとんどありません。
ただ、コーティングの回数がエポキシの数倍は必要となります。 ウレタンも肉持ちがよい塗料ですが、エポキシの比ではありません。エポキシは塗った分だけそのほとんどが残り硬化します。 ウレタンはある程度残りますが揮発する部分も多く、かなりやせてしまいます。
また、エポキシに比べるとシンナー臭が非常に強く、室内で作業した場合、よほど換気の設備が整った空間でなければ、体に及ぼす悪影響が心配になります。
弊社でもウレタンを使用したいところですが、作業面と健康面でエポキシを使用しております。

使い方

適正配合量は?
基本的には「主剤:硬化剤=1:1」の物が多いですが、一部1:0.8や1:0.5といった物もあります。
1:1のタイプを例にすると、ピッタリ1:1ならば問題ないですが、硬化剤が若干でも多くなると、硬化不良を起こし完全に硬化しないものが多いです。 その為実際は意図的に硬化剤の量を0.5%ほど少なく混合すると良いです。この程度の誤差では全く問題なく硬化します。 失敗しない為には硬化剤を少なめにするのがコツではありますが、本来の性能を引き出すのは両剤を等量で混合するのが基本です。 (※比重で測るのが正解)

硬化不良の原因は?
硬化不良の原因としては上記の他に「撹拌不足」と「気温が低い」というのがあります。 しっかり撹拌されていないと当然硬化不良は起きます。しっかりかき混ぜれば問題ありません。
問題は気温が低い場合で夏場ではまず起こりませんが問題は冬季です。 気温が10度にも満たない状況では1週間経っても硬化しない場合もあります。
よくお客様から「1週間たってもべたつくが、不良品ではないか」といった問い合わせがありますが、ほとんどの場合硬化剤が多いか、気温が低い場所での作業が原因である場合が多いです。特に溶剤を添加している場合には、硬化は極端に遅くなる為注意が必要です。 気温が低い状態で硬化が遅いと曇ったり、艶が出ないなどのトラブルが起こるため極力温かい環境(20度以上)で作業したほうが失敗が少なくなります。

結晶化したエポキシ

「カブリ現象」について
また極端に湿気の多い時には「カブリ」と呼ばれる白濁が起こりやすいです。これはウレタンでもセルロースでも起こる現象ですが、湿度が80%超えるようなときには作業は控えるようにしましょう。
また冬季によく起こる現象で、主剤が結晶化して濁ってしまうことがあります。時には店頭に入荷した時点で既に結晶化している場合がありますが、これは60度程度のお湯にしばらくつけておけば元通りのクリヤーな柔らかい塗料に戻ります。品質の劣化も無いので問題なく使用できます。

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