投稿者名:ロッドビルディングパーツサイト
2017/04/25 閲覧数:7,515
ホンダやスズキ、ヤマハなど世界的なモノづくりの街、浜松。
そしてモノづくりの好きな人間が集まる浜松の工業高校出身のオンラインショップ事業課上村です。
私の前職ですが、高校卒業後はホンダのバイクのアルミパーツ溶接を行っていた職人でした。
私の同級生には今も車やバイクなど、浜松の工場でモノづくりをしている仲間がほとんどで、今回ご紹介する友人KEI君もそのうちの一人。
金属パーツのメッキ塗装を本職とし、ギター職人としての顔を持ち、そしてパソコンも1から作っちゃうモノづくりの才能溢れるKEI君。
そんな彼から、『渓流のルアー釣り始めたいんだけど良い竿ない?』と聞かれ、『モノづくり好きなんだから自分で作っちゃえば?』と答え、初めてのロッドビルディングがスタートしました。
もちろんブランクは、40tカーボンを使用した超高弾性カーボンのブランク『LOGIGEAR(ロジギア)』のAJING/STREAM53を使用です。
パイプシートはアンドリューのウッドシートT-AFFF-FPにフロントグリップには、KD GEAR2の斬新な組合せ!!
エンドグリップには、CB-K16のカーボンリングに、上部の2パターンリングにはD16-VFとD16-FR8の組み合わせ。
エンドキャップにはRBE21を使用しています。
グリップの組立はプラモデル感覚で難なくこなし、次は難関のスレッド巻きです。
まずは、ガイド位置をセッティング。
いよいよ初めての巻き巻きですが、我が家にはハンドラッパーがなく、ボビンを持って糸巻きするため、悪戦苦闘。
巻き終わり、抜き糸を抜いた後に、ほどけてスレッドがクルクル状態・・・。
今度はしっかり抜き糸も抜いたのに、両足ガイドのスレッドの幅が上下で違う・・・。
しまいには作業台に置いたボビンが糸が繋がったまま床に転がる光景は発狂します・・・。
スレッド巻きあるあるです!
僕もスレッド巻きは大っ嫌い!!グリップ組立はあんなに楽しいのに・・・。
これが好きな方は本当に尊敬します。
そんなこんなでスレッド巻きの嫌いな所を言い合い、メンタルケアを行いながら難関を突破していよいよガイドコーティングです。
またまた最大の難関ポイントに到達!!
自転車のホイールがロッドティップのコーティングを邪魔します\(◎o◎)/!あえて作った試練ですから。笑
ロッドビルディング初挑戦のKEI君はさすがに怒ってましたが、見てる方は面白くてしょうがないです。
いろんな試練を乗り越えて(人工の障害物含め)作った自分だけの竿は格別です!!
釣行の様子は後日アップします。
しばらくお待ちください